生後1年の乳児のマイクロプラスチック粒子の推定摂取量を示した図(2020年10月19日作成)。(c)JOHN SAEKI, LAURENCE CHU / AFP 【10月20日 AFP】哺乳瓶で授乳される乳児は、1日当たり100万個以上のマイクロプラスチック粒子を摂取している可能性があるとの論文が19日、発表された。 研究結果は、英科学誌「ネイチャー(Nature)」の関連誌で食品に関する研究を取り上げる「ネイチャー・フード(Nature Food)」に掲載された。 プラスチック片が破砕されてできる微小な粒子を人間が大量に消費しているという証拠が増え続けている一方で、その健康への影響についてはほとんど分かっていない。 アイルランドのダブリン大学トリニティカレッジ(Trinity College Dublin)の研究チームは、ポリプロピレン製の哺乳瓶やその付属品10種類について、マイクロプラ