オゾン層(オゾンそう、英: ozone layer、ozonosphere)は、地球の大気の層の一つ。 定義[編集] 地球の大気中でオゾンの濃度が高い部分のことである[1]。オゾンは、高度約10–50 kmほどの成層圏に多く存在し[2]、特に高度約25 kmで最も密度が高くなる[1]。 一般的には、大気中のオゾンの9割が存在する成層圏の高濃度オゾン帯を指し、高度10–50 km付近とされる[3]。以下、いくつかの定義を挙げる。 高度10–50 kmの成層圏 国連環境計画 (UNEP) のQ&A集[4]、およびそれを基に作成された環境省の資料[3]など 高度15–60 km アメリカ気象学会の用語集による[5] 大気境界層(高度約1 km)より上の大気オゾンの層 オゾン層の保護のためのウィーン条約[6] ちなみに、オゾン濃度が最も高いのは高度20 km付近で、1立方センチメートル (cm²)