予備校で、長らく東大受験に携わってきた林先生。ある年から、東大合格者に変化が見られるようになったといいます。 上位はやはり優秀、しかし中位から下位層は…… まず、誤解がないように言っておきますが、レベルが下がっているのは、あくまでも東大の中下位層であって、上位はやはり優秀です。先端技術を駆使する能力も高いので、以前よりも優秀かもしれないくらいです。このことを強調しておきます。 僕はテレビで、「東大の下がカッスカスのスッカスカ」と言ったのであって、「東大のレベルが下がっている」とは一言も言っていないのに、ネットではそう伝わりましたからね。ただ、長年東大受験に携わってきたものとしては、中位から下位層のレベル低下については、強い確信があります。最近は、まさかというレベルの生徒が受かりますからね。 いったい何を根拠に、と言われそうですよね。本当はあまり言いたくない話を、あえてしましょうか。
日本銀行は11月1日の金融政策決定会合で、インフレ目標2%の達成時期を「2018年度ごろ」に先送りした。これは2018年4月~2019年3月という意味だから、黒田総裁の任期である2018年4月までの達成を断念したことを意味する。事実上の無期延期で、黒田氏の「敗北宣言」である。 マネタリーベースと為替レートの推移(グラフ) これ自体は驚くべきことではない。当コラムでも、黒田総裁の就任当初から「2%の達成は不可能であり、インフレ目標に期限を設けるのはナンセンスだ」と指摘してきた。インフレ目標は中央銀行の裁量を制限するために設けるもので、それを積極的に実現するものではない。まして日銀が「インフレ期待を押し上げる」なんてできるはずがなかった。 ■ 「量的・質的金融緩和」の失敗は予想通り 2013年4月に日銀総裁に就任した黒田氏は「2年でマネタリーベースを2倍にし、2%のインフレ目標を実現する
『闇金ウシジマくん』を読むべきマンガ第1位に推す堀江貴文さん。書籍『ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!』で34のマンガ名シーンを厳選紹介している中から、そのベスト5シーンを特別公開します。 4回目は、第2位のシーン。日本の貧困率は16%を超え、いまや6人に1人が貧困層に分類されています。女性や子どもの貧困化も進み、先行き不安は広がる一方です。貧困の原因と対策について、語り尽くします。 ●紙幣自体に価値がないことは証明されている 人はカネがなくなると、入ってくる情報の質が悪くなり、思考力が落ちるものだ。そしてカネがさらに減っていく悪循環に陥り、結果的に悪いカネに頼らざるを得なくなる。 カネがない悪循環に陥る原因は、環境がどうのという以前に、そもそも良質な情報を得る努力を怠っているからだ。 情報は入ってくるものではない。こちらから、取りに行くものだ。仕事やカネで失敗し
東京都知事選に圧勝した小池百合子氏だが、国政からもラブコールが飛び交い、その動向に注目が集まっている。 「一緒にやれたらいいのだぎゃあ」 と話すのは、河村たかし名古屋市長だ。都知事選終盤、自民都連への推薦依頼を取り下げ、応援弁士が限られていた小池氏の陣営に飛び込んだのが河村氏。小池氏とは日本新党時代からの付き合いだという河村氏は、 「都議会を改革、解散も辞さないという小池さんの心意気を買った」 と話す。 河村氏も、2010年に市民から署名を集め、住民投票を実施し市議会を解散させ、市議選にこぎつけた。 「小池さんとはいろいろ話したよ。解散で大変なのが署名集め。必要ならノウハウを伝授すると伝えてある。それと、国政だわな」 河村氏が率いる地域政党「減税日本」は、かつて衆院議員も所属していたが、現在は12人の名古屋市議にとどまる。先の参院選でも候補者を擁立したが、落選した。 一方、
都知事選における自民党の「分裂選挙」の引き金になった、小池百合子による“強行”立候補だが、これに対して安倍首相は依然として静観の構えだ。それはなぜか? 安倍官邸周辺の声を探っていると、小池と安倍首相に“ある利害の一致”が見えてきた。それは「東京五輪にまつわる利権を一手に差配するとされる森喜朗元首相を排除したいとの願望」だ。 ある自民党議員がこう証言する。 「もともと、森元首相は小池氏を毛嫌いしていました。保守党から自民党にくら替えして清和会入りした小池氏に対し、『お座敷がかかれば、ホイホイと出かける芸者』『がりがりの出世亡者。あんな女、俺が政治生命を断ってやる』などと、よく悪口を言っていました」 だが、相手は首相経験者。新参者の小池氏はじっと耐え忍ぶしかなかったという。自民議員が続ける。 「小池さんにとって、森元首相は天敵。ただ、やられっ放しでは気が済まない。チャンスがあれば、反
ソフトバンクグループの孫正義社長(58)から経営を引き継ぐはずだったニケシュ・アローラ副社長(48)が、6月22日の株主総会をもって退任となった。その理由について、孫氏は“急に社長を続けたくなった”と説明し、アローラ氏も自身の“円満退社”を強調する。しかし、二人の間には経営の考え方を巡る深い溝があったという。例えば、アローラ氏が指揮をとったソフトバンクのインド投資について、「孫さんは銀行など外部関係者のいる席で“もっと壮大なスケールの投資をお願いしていたはずだ”と言いだし、周囲をしらけさせました」(ソフトバンク関係者) *** こうした事例は、枚挙にいとまがない。 「中国の電子商取引大手アリババのビジネスの方向性を巡っても、二人の立場は違いました。去年、米ヤフーが、所有するヤフージャパン株の売却方針を示唆しましたが、年間800億円のキャッシュを生むヤフージャパン株がライバル社に買われ
東京渋谷のワインバー「bar bossa」の店主・林伸次さんのコラム連載です。飲食不況と言われる昨今、閉店を選んでしまうお店も少なくありません。あなたが大好きなお店がなくなる時、ただ悲しんでいるだけでいいのでしょうか。あなたが本当に大事に思うお店なら、どうすればいいのか。お店側からの視点を林さんが語ります。 【その他の画像はこちら】 ●知人のバーが閉店することになって いらっしゃいませ。 bar bossaにようこそ。 知人のバーが、閉店することになりました。それで、色んなお世話になった方達に連絡をして、ちょっとした閉店パーティみたいなものを開いたそうなんですね。その僕の知人としては、「これからまた何か新しいことを始めるつもりなので、その時はよろしく」という気持ちのパーティだったそうなのですが、ほとんどの人にこう言われたそうです。 「すごく良いお店なのにどうしてやめちゃうの?」
舛添要一都知事(67)の三つの政治団体、「グローバルネットワーク研究会」(以下「グ研」)「新党改革比例区第四支部」「泰山会」の政治資金収支報告書(2012~2014年)を「週刊文春」特別取材班が精査した結果、政治資金規正法違反の疑いが浮上した。 「グ研」の収支報告書によると、舛添氏は2013年1月3日に、千葉県木更津市のホテル「龍宮城スパホテル三日月」における「会議費用」として、237,755円を計上している。翌年も1月2日にやはり「会議費用」として、133,345円を計上、その金額は、あわせて371,100円となっている。 正月の温泉リゾートで、いったいいかなる「会議」が開かれたのか。木更津に向かった小誌取材班は同ホテル関係者から次のような証言を得た。 「二回とも、会議は行われていません。舛添さんはお子さんを連れて、家族でご利用になりました。いずれの年もグレードの高い部屋に泊まった
薬物使用の疑いで逮捕された清原和博容疑者(48)に、元ヤクルトスワローズ監督の野村克也氏は厳しくこういう。 * * * 清原には去年、銀座のクラブで偶然出会った。向こうからあいさつに来たよ。個人的な付き合いはないけれど、グラウンドで会ってもあいさつに来るし、礼儀正しいきちっとした人だと思っていた。(覚醒剤疑惑は)知らなかったから、テレビの報道で知ってびっくりしたよ。何を考えているんだ、と。 実績を残した人は監督やコーチをやっているじゃないですか。だから、あれだけの選手だった人になぜ声がかからないのか不思議だったんだ。球団の幹部も見ているんだな、指導者になるような、人の上に立つ人間ではないということを。 プロ1年目から俺の記録はいつか清原に塗り替えられるなと思っていた。こんな選手いない。ただ物足りなかった。野球選手に大事なのは判断力だが、清原のプレーからは状況判断をしているとか、
米アップルはアジアでの研究開発拠点として横浜市を選んだ。市内に2カ所の拠点開設を予定するなかで、中心部に近い「みなとみらい地区」だけでなく、同じ横浜でも川崎に近い場所にある綱島(つなしま)に巨大研究施設の建設を進めている。ここは“おしゃれな沿線”として知られる東急東横線では、今も「昭和」の雰囲気を色濃く残すめずらしい街だ。地元では「まさか世界最先端のアップルがやって来るとは」と驚きを持って迎えられている。 アップルが綱島で建設を進める「綱島TDC(テクニカル・デベロップメント・センター)」は、東急東横線の綱島駅から川崎方面へ向かって徒歩10分ほどの場所にある。東京ドームのグラウンド面積と同規模となる1万2500平方メートルの敷地に、地上4階建ての施設1棟と地上1階建て施設1棟の計2棟を設ける計画だ。現在、2017年3月の完成に向けて、建物の杭打ち工事が行われている。 ここは、携帯電話な
ラッスンゴレライで一躍“時の人”となったお笑いコンビ8.6秒バズーカ―。 しかし、ラッスンゴレライという言葉、コンビの名前、さらには彼らのネタである「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」すらも反日的言動を示唆するものだとして、炎上。言われもなき中傷に晒された。 ことの真相について、本人たちはSPA!6/2号「エッジな人々」で語っているのでここでは割愛するが、この2人を陰で操る男として名指しされた人物がいることはご存じだろうか? 漫才作家・本多正識……中田カウス・ボタンやオール阪神・巨人ら関西漫才界の重鎮たちの漫才台本を手がけ、今はよしもとNSCでお笑い芸人たちの指導を行い、育て上げた芸人は数知れず、ナインティナインの岡本隆史からキングコングの西野亮廣、南海キャンディーズの山崎亮太らが師と仰ぐ。扶桑社からも2014年に『吉本芸人に学ぶ生き残る力』を上梓し、お笑い芸人の素顔や芸人の世界
イキる、とは調子に乗る、勢いづく、威張る、偉そうにするなどの意味。吉本新喜劇・座長の小籔千豊(こやぶ・かずとよ)は「イキる奴」が嫌いだという。小学生の子どもを持つ親でもある小籔が、子どものしつけについて物申す。 * * * 僕が出演する情報番組「バイキング」(フジテレビ系)での発言が、この前ちょっと話題になったんですよ。 奈良の中学校に関するニュースで、新任の校長がその着任式で、先ほど登校した生徒から「オッス」と声をかけられましたと言って、「しばいたろか」と言ったそうなんです。これが問題になって、教育委員会から厳重注意されたと。 そのニュースは、校長の発言が不適切というニュアンスだったし、番組でも僕以外の出演者はみんな、校長が問題だということで一致していた。で、僕はコメントを求められたときなんて言ったかというと、「しばかれて当然です。ボッコボコにされるべきだ」と。ほかの出演者みんな
山梨県のリニア実験線でのトンネル工事(2012年撮影)。路面が出水で濡れている。東京-名古屋間の246㎞もあるト ンネル区間で異常出水と水枯れの同時災害が懸念される ついに17日、リニア中央新幹線の着工が始まり、東京駅と名古屋駅で式典が開催された。 だが、前日の16日には「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」が建設認可の取消しを求める「異議申立書」を国土交通省に提出。今後、沿線住民、特に立ち退きを食らう住民の粘り強い抵抗が予想され、事業はすんなり進みそうにない。 また、立ち退きのみならず、環境破壊や建設費用についても大きな問題があることを『週プレNEWS』では伝えた。 さらに、工事が順調にいかない理由がもうひとつある――トンネル工事の入札などはいまだ公募していないが、現状ではすぐに食指を伸ばすゼネコンはないというのだ。 10月下旬、鉄道建設では名の知られた準ゼネコンのベテラン社員であ
「不登校ゼロ」の公立小学校の映画ができたと聞いて、試写を観に行った。 舞台は大阪市住吉区にある大空小学校だ。 【詳細画像または表】 隣の小学校の児童数が増えすぎたことをきっかけに、2006年4月に開校した。 全校児童は約220人。発達障害のある子や、自分の気持ちを上手くコントロールできない子などの特別支援の対象は30人を超える。それでも、すべての子どもたちが同じ教室で学ぶ。 教職員は、クラスや担当の垣根を越えて、みんなで子どもたちを見守る。地域のボランティアや保護者も、サポーターとして子どもたちを支える。 校舎に貼ってあるのは、「みんながつくる、みんなの学校、大空小」。開校以来、木村泰子校長を中心に、みんなが一緒になって、誰もが通い続けることのできる学校を作り上げてきた。 そんな“誰にとっても居場所のある学校”づくりの取り組みを取り上げた関西テレビのドキュメント『みんなの学校』
■言葉が通じない相手も安心させてあげたい この慈恵医大本院の救急患者の搬送口の奥に、感染症の患者さんを治療する専用の処置室があります。最近ではエボラ出血熱の患者さんが発生した時に備えて、私たち救急医も防護服の着方と脱ぎ方を練習したところなんですよ。パンデミックな感染症の流行が懸念される際にいつも行っている準備で本番さながらに行います。 慈恵医大の本院は新橋という立地上、海外からの旅行者がよく搬送されてくるんです。旅行先での救急搬送ですから、みなさん心細くて強い不安を感じている。そのなかで大きな検査を受けなければなりません。英語圏以外の人も多いので、言葉が全く通じないこともあって、そうした彼らの不安をどう取り除くか、家族とどう連絡をとるかで困難なケースもありますね。 それから六本木などの繁華街が近いため、夜になると泥酔した人や危険ドラッグなどのケースも少なくないんです。なので、ここで救
“一発屋”ヒロシが語る、ブーム終息後の芸人の苦しみと現実、8年ぶり単独ライブのワケ Business Journal 10月20日(日)6時52分配信 「ヒロシです」という哀愁漂う自虐ネタで、2000年代中頃〜後半にかけ一世を風靡したお笑いタレント・ヒロシ。一時は数多くのテレビ番組に出演するほか、DVDやCDが発売されるなどブレイクしたが、間もなく人気も終息。そのヒロシが、長い沈黙の時を経て、この11月に8年ぶりとなる単独ライブ「泥水」を開催するという。 今回はそんなヒロシに、 「ブレイクのきっかけとは? そしてブレイク中はどのような状況なのか?」 「ブーム終息がもたらす、周囲や自身の心境の変化とはどのようなものなのか?」 「ブームが終わり“一発屋”と呼ばれ続ける苦悩」 「有吉弘行は、なぜ再ブレイクしたのか?」 「自身はもう再ブレイクしたくないワケ」 「8年ぶり単独ライブの狙
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