(8日配信の以下の記事について、本文中の<活断層問題も関門に>の最終段落で「泊原 発」を「東通原発」に訂正します。) [東京 8日 ロイター] - 運転開始から40年前後が経過した古い原発を廃炉さ せる動きが今後、本格化する見通しだ。古い原発は昨年7月に施行された新規制基準への 対応が難しく、安全対策の追加投資を行っても投資回収が見込めないとみられるからだ。 比較的新しい原発でも、原子炉建屋直下に活断層があると認定されたり、地元の同意 を取り付けることが難しい場合、再稼動ができなくなり、いずれ廃炉に追い込まれるリス クも残る。態度をあいまにしてきた電力会社が今後、厳しい経営判断を迫られるのは確実 だ。 <再稼動と廃炉はセットと経産相> 「私としては、円滑な廃炉を進めることと、安全性が確認された原発の再稼動を進め ることは、合わせて推進していきたい」──。小渕優子経済産業相は、今月5日の記者