世界のセキュリティベンダーのブログから、押さえておきたい話題をピックアップして紹介する。今回は、米グーグルが開発中の「Google Glass」について。ドバイの警察が犯罪対策のために導入することを英ロイターが報じたと、スロバキアのイーセットがブログで紹介している。ドバイ警察が独自開発したソフトウエアが、Google Glassと指名手配者のデータベースを接続する仕組みだという。 イーセットがブログで引用したオンラインマガジン「Slate」の報道によると、ドバイ警察はまずテスト段階として、Google Glassを交通違反の捜査や違反車両の追跡などに使用する。順調にいけば、顔認識プログラムのために刑事や警官に配布する。 しかしグーグルはこれまで顔認識ソフトウエアの開発を禁じている。昨年同社は、「強力なプライバシー保護策が整わない限り、当社の製品に顔認識機能を追加しない。それを踏まえ、現時点