ブランディングを専門とするデザイン会社。幅広いジャンルの企業や商品、店舗、サービスなど100以上のブランド開発の実績がある。リサーチからプランニング、コンセプト開発までを含めたトータルデザインをおこなう。
なだいなださんが亡くなった。 いまの世の中で最も尊敬できる、また最も信用できる人の一人だった。 お目にかかったのは、5回か6回くらいだが、そのたびにぼくは強い刺激をうけた。 はげしいひとではない。 温和で、ユーモア・センスあふれる、それでいて、ときどききびしい目をなさる人だった。 「広告批評」に出ていただいたのは、 1980年8月号での鶴見俊輔さんとの対談「戦争が宣伝されるとき」など、 4回くらいだったと思うが、どれもとても刺激的で面白かった。 最近では『老人党宣言』や、「ちくま」の連載「人間、とりあえず主義」など、 一貫して姿勢の変わらない、ときに目からうろこが落ちる思いをさせてくれるような、 いい仕事をしていらっしゃる。 とくに、ことしの「ちくま」3月号に書かれた「〝賢い国〟というスローガン」には感銘を受け、 あちこちに引用させてもらった原稿を書いていたところだったので、 なださんの訃
@ADV | アット・エー・ディー・ヴイは、朝日新聞社広告局のウェブサイトです。新聞広告やメディア、マーケティングに関する最新の話題や、朝日新聞の媒体データを提供しています。朝日新聞に掲載された広告の画像や広告主の反響などを蓄積したデータベースです。 広告主名や掲載日などで検索することができます。
2022/8 『地球がまわる音を聴く パンデミック以降の ウェルビーング』 片岡真実 熊倉晴子 徳山拓一 =企画・監修・撮影 B4変型 *装丁+ブックデザイン
葛西薫さんとのトークは、とても楽しかった。 なんてったって「文字の人」だから、広告の話より先に文字の話からはじまったんだけど、やっぱりすごいね。 「近ごろの若いデザイナーは、なんで文章を中ゴチで組むんでしょうね?」 とぼくが言ったら、 「明朝のナマっぽい感じがいやなんじゃないですか。抽象化を進めて無機的な感じにしたいというか」 という答えが、すぐに返ってきた。 さすがというか、なるほどというか。 たしかに明朝は、肉声の感じがする。その点、太ゴチはだみ声っぽいけれど、中ゴチは無機的である。 手書きの文字→明朝→中ゴチ……という順序で、文字から音が消えていくようだ。 いまの若い人は、きっと文字から音が聞こえるのは、うるさいとか、ダサイとか感じるのかもしれない。 でも、おれはそんなのいやだね、と思って手元にあった「クリエイターズ・トーク」のチラシを見たら、明朝は一つもない。ぜんぶ中ゴチではないか
株式会社リッシ Webサイト|大阪・東京を拠点に、幅広く広告企画/プロモーション/制作を手掛けるクリエイティブスタジオ。
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