転換点となる「かぼちゃの馬車」破綻 今年の1月、女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営していたスマートデイズ社が経営に行き詰り、数百人のオーナーに対して保証していたサブリース賃料の支払いを停止すると報道された。この報道に接して「ああ、ついに始まったな」と感じた人は私以外にも少なくないはずだ。 結局、同社は民事再生法の適用を申請したが、棄却され、破産手続きが開始された(今年5月)。また、同社関連のアパート融資の大半を数々の不正手続きを伴う形でスルガ銀行が行っていたことも露呈した。 スマートデイズもスルガ銀行も、控えめに言ってもかなり無理筋の営業をしていたことは、同業界内の人達の間ではおおむね「公然の秘密」だったと思う。 筆者のような、個人投資家として片手間でマンション投資をしている、いわば外野席の者にも、そうした感触は、風聞やメディア記事を通じてぷんぷんと臭っていたからだ。 この事件を
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