警察庁は9日、優良運転者(ゴールド運転免許のドライバー)の運転免許更新時講習について、2022年2月1日から北海道、千葉県、京都府、山口県でオンライン受講の試行を始めると発表した。行政手続きのデジタル化の一環で、マイナンバーカードを保有する人が利用できる。 試行は4道府県に住所がある70歳未満のドライバーが対象。マイナンバーカードの交付率から試算すると1カ月に計約3万5000人が該当する。警察庁は試行結果を検証し、24年度末から全国で実施する方針。 オンライン受講は約30分の講習動画を利用者のスマートフォンやパソコンで視聴する仕組み。24時間受講できる。