2月に5年ぶりのアルバム「Miss Anthropocene」をリリースしたカナダ出身のアーティスト・Grimes(グライムス)。音楽、ファッション、言動すべてに世界中から注目が集まる彼女だが、中でも2020年にアルバムのリリースと同等、もしくはそれ以上に話題となったのが恋人であるイーロン・マスク氏との間に誕生した子どもの存在だ。 そして誕生後まもなく続けざまにニュースとして飛び込んできたのは、GrimesがAI(人工知能)を使った“子守唄”を作るというものだった。その子守唄を作るにあたって手を組んだのが、ベルリン発の完全パーソナライズヒーリング音自動生成アプリ「Endel(エンデル)」(iOS/Android)。今回はこのコラボレーションがテクノロジー×アートの力を駆使し、どのようにして画期的な子守唄を誕生させたのかに迫っていく。 カナダ出身の新世代ポップアイコン「Grimes」とは?