[東京 14日] - みずほフィナンシャルグループ<8411.T>は、今後10年近くの時間をかけて、店舗だけでなく従業員数も大幅に削減する意向を示した。同社が13日公表した資料によると、2017年3月末時点で約500ある拠点数を2024年度末までに約100拠点(約20%)、7.9万人の従業員数を2026年度末までに約1.9万人(約24%)それぞれ減らすことを目指す。 一部報道によると、同社のなかでは、従業員数の削減目標の公表について議論が分かれたようだ。他のメガバンク2社、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>と三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>は、業務量を削減するとしているが、従業員数の削減を明確には示していない。 しかし、日本のメガバンクはいずれも、収益性の低下に苦しんでおり、業務量が減るのに従業員を減らさない(労働生産性の低下を受け入れる)選択肢を選ぶことはあ