2014年04月17日18:23 カテゴリ読んだ本 「保存」ってすごく動的なものなんだな、という話〜「データを紡いで社会につなぐ」を読んで〜Tweet 「ヒロシマアーカイブ」や「ナガサキアーカイブ」、「東日本大震災アーカイブ」などのすばらしい作品ですっかり有名人の渡邉さんによる一冊。タイトル通り、それぞれの出来事に関する大量のデータをどのような考えと手法で「紡ぎ」、発表してきたのか、ということが書かれている。 それぞれのアーカイブ作品はリンク先を見ていただき、この本のまっとうなレビューは他の論者のものを見ていただくとしよう(ググれば書評がたくさん出てくる)。ぼくはこの本を読んであらためて思った「渡邉さんっておもしろい人だよなあ」って話を書きたいと思う。面白い人だよあの人。 ■巻き込まれた人気安く「あの人」呼ばわりしちゃって怒られるかもしれない。でも、最近はもっぱら「マッピングナイト」という