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2017年9月6日のブックマーク (12件)

  • 量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 | 東京大学工学部

    プレスリリース 研究 2017 2017.09.06 量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 〜「時間の矢」の起源の解明へ大きな一歩〜 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の伊與田英輝助教、金子和哉大学院生、沙川貴大准教授は、マクロ(巨視的)な世界の基法則で、不可逆な変化に関する熱力学第二法則を、ミクロな世界の基法則である量子力学から、理論的に導出することに成功しました。これは、極微の世界を支配する「量子力学」と、私達の日常を支配する「熱力学」という、二つの大きく隔たった体系を直接に結び付けるものです。研究では、量子多体系の理論に基づき、単一の波動関数(注4)で表される量子力学系において、熱力学第二法則を理論的に導きました。従来の研究とは異なり、カノニカル分布などの統計力学の概念を使うことなく、多体系の量子力学に基づいて第二法則を導出したことが、研究の大きな特徴です。さら

    量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 | 東京大学工学部
  • 「暗黒DNA」の存在が進化の定義を変える可能性が示唆される(英研究)

    DNAは生物の遺伝情報のほとんど全てを担う分子であり、基的には塩基配列の形で符号化されている。 DNAを構成するヌクレオチドの結合順序(塩基配列)を解明するDNAシーケンシング技術は、昔から人類が問い続けてきた動物に関する疑問の理解を進める手助けをしてくれた。 この技術で動物のゲノムをマップ化し、キリンが長い首を持ち、蛇が細長く伸びた理由の解明を進めることができた。さまざまな動物のDNAを比較することで、それぞれがなぜそのようなやり方で進化したのか探れるようになったのだ。 しかしかえって分からないことも出てきた。一部の動物のゲノムには生存に不可欠なはずの特定の遺伝子が欠けているようなのだ。 だがそれは欠けているわけではなく、隠されていたのだ。 そうした行方不明のDNAは”暗黒DNA(dark DNA)”と呼ばれている。そして、その存在は我々の進化に対する理解を変えてしまう可能性がある。

    「暗黒DNA」の存在が進化の定義を変える可能性が示唆される(英研究)
    waman
    waman 2017/09/06
    『遺伝子が欠けているというよりは、検出が難しかった可能性』『宇宙の25パーセントを占めるが直接観測ができないダークマター(暗黒物質)にならい、”暗黒DNA”と呼ぶことにした』
  • うわめっちゃ刺さるわこれ。現代の様々な事象を風刺したシュールなイラスト画 : カラパイア

    その時代にはその時代の問題点がある。その愚かしさを暴きだし、嘲弄するのが風刺絵なのだがその世界にどっぷりとつかっているとなかなか気が付かないこともある。 イラストレーターのジョン・ホロクラフト(John Holocraft)は、現代における問題点を、シニカルでシュールなイラストで表現した。 その手法は、ホロクラフトと呼ばれる1950年代の広告とヴィンテージ感をベースにしたスタイルである。最初はよくわからないかもしれないが、イラストをよく見ると、その問題点が浮き彫りとなっていく。 的確に表現されたそれは、見るのもつらく、耳が痛いと感じる人もいるかもしれない。もちろん何のことを風刺しているのかわからない人もいるだろう。

    うわめっちゃ刺さるわこれ。現代の様々な事象を風刺したシュールなイラスト画 : カラパイア
  • 「ちょっとここに避難しますよ」ハリケーンから逃れるため、タクシーに乗り込んできた一羽のタカ。度肝を抜かれた運転手だがいったん保護することに、その結果・・・(米テキサス州)

    「ちょっとここに避難しますよ」ハリケーンから逃れるため、タクシーに乗り込んできた一羽のタカ。度肝を抜かれた運転手だがいったん保護することに、その結果・・・(米テキサス州) 記事の文にスキップ 8月25日にアメリカテキサス州に上陸したハリケーン「ハービー」による影響による被害のニュースがあとをたたない。 災害にあって困っているのは人間だけではない。野生動物たちだって大変なのだ。テキサス州ヒューストンで、暴風が吹き荒れ困り果てたタカは、1台のタクシーに目をつけた。「ちょっと避難させてください」とは言わなかったろうが、タクシーに乗り込みここで嵐が過ぎ去るのを待つことにしたようだ。 びっくりしたのはタクシーの運転手さんだ。どうしたものかと戸惑っていたが、この場にとどまっていたらハリケーンの被害に巻き込まれてしまう。 ともかく運転手さんは無賃乗車のタカを乗せたまま走り出した。 荒れた天気の中タクシ

    「ちょっとここに避難しますよ」ハリケーンから逃れるため、タクシーに乗り込んできた一羽のタカ。度肝を抜かれた運転手だがいったん保護することに、その結果・・・(米テキサス州)
  • 多様性ってすごい!透明ボディで顔はフクロウ、キタノクジャクイカが優雅に泳いでいる姿が撮影される

    今月8月末、海洋調査の探査船が北太平洋の深海でとらえたという、思いっきり透明なイカの映像が公開され、ネット上で話題になっている。 ほほう、ではイカほどの透明具合かとみてみたら、あらやだびっくり!シースルーがすごすぎて中身がダイレクトに見えちゃってるよ。しかもこのイカ、初見だと思いきや、以前ご紹介したキタノクジャクイカらしいのだ。 透明な体に大きなギョロ目、赤みを帯びた足を丸めて深海を泳ぐ、キタノクジャクイカのもう一つの姿を堪能してみよう。 Translucent Cockatoo Squid Flutters By | Nautilus Live 海洋調査船がとらえた深海の透明イカ 上の動画は、海の調査団体Ocean Exploration Trustの探査船、ノーチラス号が、北太平洋のセイリッシュ海(アメリカとカナダの国境付近の海域)の水深およそ488mでとらえたキタノクジャクイカだとい

    多様性ってすごい!透明ボディで顔はフクロウ、キタノクジャクイカが優雅に泳いでいる姿が撮影される
  • ヒッパルコスが最初じゃなかった。3700年前のバビロニアの粘土板に記されていた世界最古の三角法

    オーストラリアの科学者が約3,700年前のものとされる古代バビロニアの粘土板の解読に成功した。そこには世界で最も古い三角法の表が記載されていたという。 粘土板は20世紀初頭に発見されたもので、初めて解釈が進められたのは1945年のことだ。それ以来数学者を引きつけてきたこの粘土板だが、その三角形の記述に専門家も首を傾げてきた。 今回判明したのは、それが三角法に関係しているということだ。 世界最古の三角法の証拠となった粘土板 三角法とは、三角形の角の大きさと辺の長さの間の関係の研究を基礎として、他の幾何学的図形の各要素の量的関係や、測量などへの応用を研究する数学の学問領域の一つである。 これまで、ギリシャの天文学者ヒッパルコスが紀元前120年頃に考案したと考えられてきたが、この粘土板はそれよりも1,000年古く、知られているものとしては最古の三角法の証拠である。 この画像を大きなサイズで見るi

    ヒッパルコスが最初じゃなかった。3700年前のバビロニアの粘土板に記されていた世界最古の三角法
  • ラッキーなのか?アンラッキーなのか?マジ超危機一髪で落雷から逃れた男の決定的瞬間映像(ノルウェー)

    今日は快晴だと思って外出してたら、突然雷雨になっちまった・・なんて経験は誰しも一度はあるだろう。 近年頻発するゲリラ豪雨でも発生しがちな雷。あの閃光と音の間隔がどんどん狭まるにつれ、落雷の不安と逃げ場のない恐怖に駆られて右往左往する人も少なからずいるはずだ。 雷はめったに落ちることはないが、落雷の死傷事故が毎年起きるのも事実。だが世界には強運の持ち主もいるようだ。 今年8月、自宅の庭で雷を撮影中、わずか数mのところに落雷が!だが危機一髪で命拾いしたノルウェー人男性の動画が話題になっている。 再生時は音量注意 Man films lightning that strikes 5 metres away, destroying his backyard なんということでしょう。撮影してたら目の前に落雷 今月8月22日に投稿されたこの動画の撮影者は、ノルウェイ在住のダニエル・モデルという男性。彼

    ラッキーなのか?アンラッキーなのか?マジ超危機一髪で落雷から逃れた男の決定的瞬間映像(ノルウェー)
  • 知ってた?学生生活でお世話になった10の学用品の起源

    鉛筆、消しゴム、分度器などなど、学校生活を営む上で当たり前のようにお世話になった学用品やっ文房具。 だが、それがいつの頃から学校で使われるようになったのか考えたことがある人はそうは多くないだろう。ものによってはありえないくらい古い時代から存在していたり、ものによっては日が起源のものもある。 それではそんな10の学用品の起源を見ていくことにしよう、そうしよう。 10. 鉛筆 この画像を大きなサイズで見る 古代ローマで使われていた尖筆がえんぴつの起源だ。初期のものは鉛でできていた。それがグラファイトに変わったのは、1564年のイングランドである。 グラファイトはパピルスにくっきりと線を引くことができた。やがてグラファイトを保護するホルダーが登場する。最初はただ紐を巻いただけだったが、のちに中空の木製ホルダーに変わる。近代的なえんぴつが登場するのは、1662年、ドイツ、ニュルンベルクである。

    知ってた?学生生活でお世話になった10の学用品の起源
    waman
    waman 2017/09/06
    『ルーズリーフが発明されたのは1854年のことだが、パンチ穴補強シールは1992年まで登場しなかった』
  • この黒い糸状のうごめく物体の正体は?(台湾)

    2017年8月29日、台湾の港町、新竹(しんちく)で、謎めいた生き物がカメラにおさめられた。 撮影者は、こんな気味の悪い生き物はこれまで見たことがないとショックをうけている。 Bizarre creature baffles onlookers as it squirms on the ground 「地面で不気味にのたうちまわっているの黒いひも状の物体を見て、目が釘づけになってしまった。とても奇妙で、人に訊いてもみんなそれぞれ違うことを言う。これが当はなんなのか知りたい」 この動画をネットに投稿したところ反響を呼んだ。そしてその解答は、複数のハリガネムシがからまっている状態なのではないかという意見が多かった。 関連記事:悲しきカマキリの末路。奴さえいなければ(ハリガネムシ注意) この画像を大きなサイズで見る 寄生虫なので、繁殖のために宿主を利用しようとして、互いに絡み合ってしまったので

    この黒い糸状のうごめく物体の正体は?(台湾)
  • オレンジの皮パワーってすごかった。12,000トンのオレンジの皮が自然に青々とした緑をもたらすまで(アメリカ)

    オレンジの皮パワーってすごかった。12,000トンのオレンジの皮が自然に青々とした緑をもたらすまで(アメリカ) 記事の文にスキップ 一時は中止に追い込まれ、ほとんど忘れ去られていた実験的な保全プロジェクトが、その着想から20年近くの歳月を経て、驚くべき生態系の勝利を勝ち取った。 1990年代半ば、あるジュース企業がコスタリカの荒れ果てた牧草地にトラック1,000台分のオレンジの皮を廃棄した。これが長い年月を経て緑豊かな森が再生させたのである。 これは素晴らしい逆転劇といえよう。なにしろこのプロジェクトは開始から2年で中止に追い込まれたのだ。にもかかわらず、その時点でに3ヘクタールがオレンジで敷き詰められ、地上のバイオマスは176パーセント上昇していた。 「企業と公園にとってウィンウィンであるばかりか、誰にとってもウィンな状態です」と米プリンストン大学の生態学者ティモシー・トゥルーアー氏。

    オレンジの皮パワーってすごかった。12,000トンのオレンジの皮が自然に青々とした緑をもたらすまで(アメリカ)
    waman
    waman 2017/09/06
    『理由は不明ながらオレンジの皮が生態系に劇的変化を与えるという事実』
  • 【動画】脳のような謎の塊が池に、温暖化で北上?

    先日、カナダのバンクーバーにあるスタンリー公園で池の水位が下がり、まるで人間の脳のようなゼラチン質の塊が見つかった。不気味な塊の正体は、コケムシと総称される無脊椎動物の1種だ。この池でコケムシが確認されたのは初だという。 スタンリー公園生態学会のセリーナ・スターンズ氏は、この公園の南側にあるロスト・ラグーンという池で見つけたコケムシを観察した。地元紙『バンクーバー・クーリエ』が撮影した動画で、スターンズ氏は水中から茶色がかった緑色のぷるぷるした塊をすくいあげた。 ナショナル ジオグラフィックがスターンズ氏に電話で取材したところ、塊は「やや固めのゼリー」のような手触りだったという。 スタンリー公園で見つかったコケムシはオオマリコケムシ(Pectinatella magnifica)だ。 この塊は、たくさんの小さなコケムシからなる「群体」が、粘着性のゼラチン質によってさらにくっついて大きくなっ

    【動画】脳のような謎の塊が池に、温暖化で北上?
  • 【GEPR】EVで「オール電化」の時代は来るか

    エネルギー基計画の改定に向けた論議が始まったが、先週の言論アリーナで山隆三さんも指摘したように、今の計画はEV(電気自動車)の普及をまったく計算に入れていないので、大幅に狂うおそれが強い。 新しい計画では2050年までにCO2排出量を80%削減するというパリ協定の長期目標の実行計画を出すらしいが、これは今の計画の延長上では不可能だ。日の場合、図のようにCO2排出量を1960年ごろのレベルに削減する必要があるので、マイナス成長にするしかない。 では自動車を電化したら、エネルギーミックスはどうなるだろうか。まず忘れてはいけないのは、内燃機関をモーターに変えても、電力は2次エネルギーなので、質的な問題は1次エネルギーの構成だということである。EVにしても発電に化石燃料を使ったら同じことなので、それ以外のエネルギー(原子力と再生可能エネルギー)に転換することが問題だ。 いま日の原発はほと

    【GEPR】EVで「オール電化」の時代は来るか