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ブックマーク / science.srad.jp (12)

  • 2月6日、南大西洋に隕石が落下していた。爆発規模は原爆と同レベル | スラド サイエンス

    2月6日14時(UTC)、南大西洋中、ブラジルから約1000km離れた場所に隕石が落下し大きな爆発が発生したそうだ。爆発規模はTNT火薬換算で13000トンという規模だったそうで、広島に落とされた原爆(15000トン相当)とほぼ同規模だという。隕石が脱化したのは海上だったためそれを実際に見た人はいないようだが、軍事用観測機などで爆発が確認されたとのこと(MailOnlineNASAの観測ページ、軍事・ミリタリー速報、2ch.sc)。 なお、2013年にロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下し多くの負傷者が出たが(過去記事)、今回の爆発はその40分の1程度の規模だそうだ。

    waman
    waman 2016/03/02
    『広島に落とされた原爆(15000トン相当)とほぼ同規模』『ロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下し多くの負傷者が出たが(過去記事)、今回の爆発はその40分の1程度の規模』
  • 東京大学の研究者ら、「一方向透明現象」を発見 | スラド サイエンス

    東京大学の研究者らが、「一方向透明現象」なる現象を発見したそうだ。 この現象は、「メタホウ酸銅」という物質が、ある方向に進む赤外光に対しては透明なのに対し、逆方向に進む同じ波長の光に対しては不透明であるというもの。つまりこの物質は、片側から見たら透明なのに対し、その逆側から見ると不透明ということになる(東大の発表)。 以前から光の方向によってその透過率に差があるという現象は確認されていたが、この差が無限大になると「一方向透明現象」が起こるという。ただ、この現象が確認されたのは摂氏マイナス269度、53テスラ磁場という低温強磁場下であり、現時点ではそのままの応用は難しいという。

  • 温室効果ガスの排出量を減らし、収穫量が増える遺伝子組み換えイネが開発される | スラド サイエンス

    遺伝子組み換えにより収穫量を増やす一方で、温室効果ガスの排出量を減らすことのできるイネが開発されたそうだ。土壌中の酸素が不足する水田では、イネの根から出される有機物を嫌気性微生物が分解してメタンが生成される。そのため、水田は最大のメタン排出源となっているという(論文アブストラクト、 Ars Technicaの記事、 Slashdotの記事)。 Swedish University of Agricultural Scienceの研究チームは、イネにオオムギの遺伝子を組み込んだ「SUSIBA2」を作成。中国の水田で栽培実験をしたところ、地上部分の重量がおよそ30%増加する一方で、地下部分は35%減少したという。その結果、コメの収穫量は重量で50%近く増加し、デンプンの含有量もおよそ10%増加。メタン生成量は成長段階によって異なるが、90~99%減少しており、根の部分に住む微生物も半分以下に減

  • 頭を悪くさせるウイルスが発見される | スラド サイエンス

    人間の思考力や注意力を低下させるウイルスが発見されたそうだ(International Business Times、Slashdot)。 このウイルスはクロレラ株に感染増殖することが知られている「ATCV-1」。クロロウイルスとも呼ばれており、今までは人間に感染しないと考えられていたが、咽頭細菌の研究を行っていた際に健康な人の喉からこのウイルスのDNAが偶然に発見されたとのこと。 研究では92人の健康な被験者を調査し、その44%の人の喉に「ATCV-1」が確認されたという。そして被験者らに脳の正確性および視覚処理のスピードを調べるテストを行ったところ、ATCV-1に感染していた人のスコアはそうでない人と比較して平均7~9点低かったという。 さらにマウスをATCV-1に感染させる実験を行ったところ、ATCV-1に感染したマウスは迷路を解くのに時間がかかったり、新しい入り口などが設置されても

    waman
    waman 2014/11/12
    『研究では92人の健康な被験者を調査し、その44%の人の喉に「ATCV-1」が確認されたという。』結構な割合で。
  • 無能な人は自身の無能さに気付けないため自信過剰になる傾向がある | スラド サイエンス

    1999年、学術誌「Journal of Personality and Social Psychology」で「ダニング=クルーガー効果」なるものが紹介された。これは、「無能な人には己の無能さを認識するに必要な高い知見が欠如しているため、己の無能さを認識することができない」というものである。そのため、無能な人はその無能さに悩まされたり、混乱したり、慎重になったりすることはなく、むしろ不相応な自信を持ってしまう傾向があるのだそうだ(Slashdot、Pacific Standard)。 これは机上の空論ではなく、実際に行われた実験で証明されているとのこと。その人物が持ち合わせている知識や技術が、文章力や感情知能、論理的推論、銃の安全管理、討論、金融知識など何であろうと、いずれにしても無能な人は大概にして自分の能力を過剰に評価してしまうという結果が得られているとのこと。

    waman
    waman 2014/10/31
    『ダニング=クルーガー効果』
  • 社会主義に長く晒されていると、ズルするようになるという実験結果 | スラド サイエンス

    ミュンヘン大学とデューク大学の研究チームが合同で行った実験によれば、社会主義はモラルにゆるみを生じさせることが分かったとのこと(Economist、Slashdot)。 実験では、被験者としてベルリンの住民から任意に250人を選出し、サイコロを40回振らせて、数字の合計が最も大きい人を勝者とするゲームを行った。このゲームでは、サイコロを降る前にサイコロの上面か下面どちらかを選び、振ったあとに指定した面の数字が自分の得点となる。しかし、どちらの面を選んだのかを申告する必要はなく、たとえば、当は上面の数を選んでいたのに数の大きい下面の数を記録するという「ズル」が可能となっていた。正直に申告を行えば、4や5、6と同様の頻度で1、2、3という数が記録されるはずだが、実験の結果、被験者の中にはズルしたのではないかと疑わしくなるほど大きな数ばかりを記録する人がいたという。 ゲームの終了後、被験者らに

  • 脳の前障に電気刺激を与えると意識を失うことが発見される | スラド サイエンス

    ジョージ・ワシントン大学のMohamad Koubeissi氏が率いる研究チームが、脳の一部である前障に電気刺激を与えることで、「意識のスイッチ」をオフにすることができたと発表しているそうだ。前障に電気刺激を与える実験はこれまで行われておらず、これが世界で初めとなる (New Scientist、Slashdot)。 同チームは脳深部刺激電極を用いて、癲癇持ちの女性の脳の各エリアに電流を流すことで、癲癇の発生場所を特定する検査を行っていた。 刺激電極を前障の横に配置して高周波電気刺激を流したところ、女性は意識を失い、読書を止めて空中をぽかんと見つめていたとのこと。また聴覚及び視覚的反応もなく、呼吸も徐々にゆっくりになっていったという。そして電流を止めると忽ち意識を取り戻したのだが、電流を流していた間のことについては一切記憶がなかった。実験は2日間に渡って行われ、 前障に電流を流す度に同様の

    waman
    waman 2014/07/10
    『前障には、バラバラに活動する脳の各エリアの知覚を一つの体験となるようまとめる役割があるとする学説が提唱されてきた』
  • 失われた記憶を回復させるデバイス、米軍が開発中 | スラド サイエンス

    米国防高等研究計画局(DARPA)が、「記憶回復装置」の研究開発を行っているそうだ(AFPBBニュース)。 このデバイスは、負傷して記憶を無くした兵士に対し、その記憶を取り戻させることを目的としている。米軍には、過去の戦争/紛争で脳に外傷を負った兵士が30万人もいるといい、またアルツハイマー病患者に対しても有効だという。 具体的な話はほとんど明らかにされていないが、米国では1億ドルの予算を投じた脳機能に関する「BRAIN」という研究計画があり(AFPBBニュース過去記事)、その一環としての計画だそうだ。なお、現在「一度失われた後で回復した研究事例は存在しない」という。

  • DARPA、抗生物質の代わりとなる医療の研究を要請 | スラド サイエンス

    病原体をやっつけるのに抗生物質を使うのは時代遅れとなる日がやってくるのかもしれない。抗生物質への耐性を獲得した薬剤耐性菌は、治療不能な病を引き起こす可能性があり人類の新たな脅威となっているが、米国防高等研究計画局 (DARPA) が、抗生物質の代わりとなる医療の研究を推進しようとしているようだ (家 /. 記事、Wired.com の記事、DARPA FY12.1 の SB121-003を参照のこと) 。 なかでもナノ医療に基づき siRNA を封入したナノ粒子を使用してウィルスと闘うための研究に注目しているという。同研究は突然浮上したものではない。既に昨年、ボストン大学の Thomas Giesbert 氏率いる研究チームが、実験用サルでエボラウィルス予防の実験に成功している。同研究チームがエボラウィルスを標的とする siRNA を封入したナノ粒子を実験用サルに投与したところ、エボラウ

  • 真の Geek が知っている (ふりをする) べき 9 つの式 | スラド サイエンス

    Wired Science の記事にて「真の Geek が知っている (ふりをする) べき 9 つの式」が紹介されている。9 つの内訳は以下の通り。 オイラーの等式 フリードマン方程式 ボルツマンのエントロピーの公式 マクスウェルの方程式 シュレーディンガー方程式 Robert と Wilson による島嶼生物学論 (?) Martin Nowak の進化方程式 (?)アウトブレイク発生の不等式 (?)美の (限定的) 数学 (?)[論文PDF]ううむ、前半でも既におぼつかないのに、後半は聞いたこともございません。Geek として悔しいという皆様のために、各式 (特に後半) について詳細をご存じの方はコメントよろしく。

    waman
    waman 2011/11/06
  • 活性酸素は老化の原因ではないとのマギル大学による研究 | スラド サイエンス

    美容雑誌などでは老化の原因として悪の親玉かのような扱いを受ける「活性酸素」が、実際には老化を引き起こしている訳ではないらしいことをカナダのマギル大学の研究者らが突き止めたそうだ (CBC news の記事、家 /. 記事より) 。 研究では、活性酸素を多く発生させるよう遺伝子操作されたミミズが使われた。このミミズにパラコートという強力な除草剤を与えたところ、除草剤を与えなかった遺伝子操作されたミミズよりも 6 割長生きした。さらに、除草剤を与えたミミズに抗酸化剤を与えたところ、伸びた寿命が最大 4 割短くなったという。 この研究を率いた Siegfried Hekimi 博士曰く、活性酸素は老化に伴う細胞へのダメージを防いでいるとも考えられるという。だからといって、老化に対抗するには活性酸素を増やせということではないそうなのでご注意を。また、これ以外にも活性酸素と老化の因果関係を否定する

    waman
    waman 2010/12/22
    「活性酸素」が、実際には老化を引き起こしている訳ではないらしい!?
  • ミツバチ大量死の原因、解明か | スラド サイエンス

    ミツバチが失踪する「蜂群崩壊症候群」が世界中で問題となっているが、この原因がとうとう解明されたそうだ (The New York Times の記事、家 /. 記事、doi:10.1371/journal.pone.0013181.t001より) 。 米国では 2006 年、ミツバチのコロニーの 2 〜 4 割が「蜂群崩壊症候群」に見舞われたとも言われている。モンタナ大学や米軍の研究機関らによる共同研究によると、「蜂群崩壊症候群」が発生した全てのコロニーにおいて、ある特定のウィルスとカビによるダブルパンチが確認されたとのこと。 どちらか片方のみでは持ちこたえるコロニーもあるようだが、両者が組み合わさると 100 % の確率でコロニーが崩壊してしまうとのこと。ウィルスとカビのどちらかがコロニーに打撃を与え、もう一方が決定打となっているのか、それとも両者が組み合わさることで何か特別な作用が働

    waman
    waman 2010/10/15
    日本の蜜蜂不足は輸入不足。 欧米での蜜蜂大量死、やっと原因が分かってきたのね。 「Fruitless Fall」って書籍、原因分かってない時点で出版なんかするから買っちゃったじゃん。
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