北のミッキーマウスに“苦言” キャラクター無許可使用、米政府「知的財産権順守を」 産経新聞 7月11日(水)10時47分配信 【ワシントン=犬塚陽介】米国務省のベントレル報道部長は10日の記者会見で、北朝鮮が金正恩第1書記が6日に出席した音楽公演にミッキーマウスなどディズニーのキャラクターにそっくりの着ぐるみが登場したことについて、「知的財産権を順守してもらいたい」と北朝鮮に“苦言”を呈した。 米メディアによると、朝鮮中央テレビが7日に報じた公演ではミッキーマウスやミニーマウス、クマのプーさんなどに酷似した着ぐるみが舞台で踊っている。米国の人気キャラクターが北朝鮮で公の場に登場するのは極めて異例とされる。 ベントレル部長は米国と北朝鮮に外交関係がなく、「他国にするようには(問題を)提起できない」としたが、国際社会の一員として「国際的な責務」を果たし、知的財産権を侵害しないよう訴えた。