64年ぶりに刑務所の外に出て暮らす無期懲役囚の男性。インタビューの途中、急に目に涙を浮かべて声を詰まらせた(一宮俊介撮影) 2年前、ある刑務所の門から一人の無期懲役囚が姿を現した。服役期間は国内最長級の64年。「人の情けに生かされてきました」。塀の外で平穏な生活を送る今、獄中では決して抱くことがなかった感情に向き合っている。そして、現代を生きる若者への思いを口にした。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) 【動画】64年ぶりの塀の外
64年ぶりに刑務所の外に出て暮らす無期懲役囚の男性。インタビューの途中、急に目に涙を浮かべて声を詰まらせた(一宮俊介撮影) 2年前、ある刑務所の門から一人の無期懲役囚が姿を現した。服役期間は国内最長級の64年。「人の情けに生かされてきました」。塀の外で平穏な生活を送る今、獄中では決して抱くことがなかった感情に向き合っている。そして、現代を生きる若者への思いを口にした。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) 【動画】64年ぶりの塀の外
東京都知事選挙が終わりました。蓋を開けてみれば、現職小池百合子候補が圧勝する、ある種の想定通りの結果だった一方で、当初はダークホースとされた石丸伸二候補が2位、東京都選出の参議院議員だった蓮舫候補が3位となる波乱の結果が待っていました。 この東京都知事選挙、なぜ小池候補は勝ち、石丸候補は想定よりも票を伸ばし、蓮舫候補は想定よりも伸びなかったのか、それぞれの陣営の戦略などを紐解きながら、振り返ってみたいと思います。 小池候補はなぜ勝ったのか (写真:つのだよしお/アフロ) 過去の東京都知事選挙で現職が落選したことがないという事実も相まって、立候補表明の時点で小池百合子候補の3選が確実視されていたのは事実です。一方、学歴の問題や政権与党の支持率が極めて低いという点から、過去2回の選挙よりも不安材料が多かったのもまた事実でしょう。マスメディアの情勢報道は終始一貫1位をキープしているとしていました
警視庁公安部の巡査部長の男が女性の家に侵入し、バッグを盗もうとしたとして逮捕された事件で、男が犯行後に、当日の110番通報の記録を確認していたことがわかりました。 警視庁公安部公安総務課の巡査部長・高畑雄樹容疑者(32)は先月、東京・板橋区のマンションで女性の部屋に侵入したうえ、バッグを盗もうとした疑いがもたれています。 その後の捜査関係者への取材で、高畑容疑者が事件直後に、警察官だけが見られるシステムを使い、自らの犯行に関する当日の110番通報の記録を確認していたことが新たにわかりました。 一方、被害に遭った女性は… 被害に遭った女性 「『何をやってるんだ』と声をかけたら、ダッと逃げたのでそこを追いかけた。(Q.逮捕されたのが警察官)え?言葉もないというのが正直なところ。よくドラマで“犯人は警察官”と見るけど、まさか現実になるとは。(これから)誰を信じたらいいのか」 高畑容疑者は、逮捕前
フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、スイスでの安楽死を決断した母親とその家族に密着した『私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』を、きょう2日に放送する。 【写真】最期の地へ旅立つ母と空港で抱き合う娘たち 取材したのは、フジテレビ入社8年目の山本将寛ディレクター。日本では認められていない制度で、議論すらタブー視される風潮にある“安楽死”というテーマに果敢に挑み、昨年制作した『最期を選ぶ ~安楽死のない国で 私たちは~』は国内外のメディアコンクールで受賞するなど、高い評価を得た。 今回のドキュメンタリーで取材したのは、安楽死を切望する一人の女性と、向き合う家族。極めてセンシティブなテーマだが、どのように撮影を進めたのか。そして、最期の日に向かっていく家族の姿をどのように見つめていたのか。話を聞いた――。 ■苦しんでき
フジテレビは今話題のコンテンツや懐かしの作品などを届ける「ハッピーアワー」(月~金 第一部は後1:50~2:48、第二部は後2:48~3:45※関東ローカル)で、人気ドラマシリーズ『古畑任三郎』の放送する。シリーズ1作目となる連続ドラマ『警部補・古畑任三郎』第1話の放送(1994年4月13日)から30周年を迎えることを記念して、連続ドラマシリーズなどを一挙放送する。 【写真】若い!古畑任三郎の第3シリーズ「最後の事件」江口洋介が登場 ドラマ『古畑任三郎』は、田村正和さん演じる主人公・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを卓越した推理力で解いていくドラマシリーズ。毎話登場する犯人=豪華ゲストたちの対決が見どころ。1994年4月に『警部補・古畑任三郎』としてスタートし、連続ドラマ3シリーズに加えて、数々のスペシャルドラマ、スピンオフドラマなどが制作され、今もなお愛され続ける
15日、大阪・関西万博に出展するチェコが発表したのは、パビリオンのマスコットキャラクター「RENE(レネ)」です。 「RENE」は、伝統的なボヘミアガラスの生産地として有名なクリスタル渓谷という地域で生まれたガラス製の生き物で、誰にでもフレンドリーな性格だということです。
不動産や借金などプラス、マイナスどちらの遺産も受け継がない「相続放棄」が年々増え、2022年は全国の家庭裁判所で過去最多の26万497件が受理されたことが9日、司法統計で分かった。人口減少や過疎化が進む中、専門家は空き家となった実家を手放したり、縁遠い親族の財産を受け取らなかったりする例が目立つと指摘。放置された家屋や土地への対策が課題で、行政が適切に管理できるよう制度設計を求める声もある。 空き家の課税強化のイメージ 民法は、人(被相続人)が死亡した場合、配偶者や子らが一切の遺産を相続すると定めており、マイナスの遺産も相続しなければならない。これを避けるため、相続放棄を家裁に申し立てることができる。全国の家裁で受理件数が増加。司法統計で19年は22万5416件、20年が23万4732件、21年が25万1994件だった。 相続に関する手続きを多く扱う弁護士法人「心」(本部・名古屋市)による
小林製薬の「紅麹原料」が入った機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患などの健康被害が出ている問題。これまでに、腎疾患などで入院した人は106人に上り、死亡した人は合わせて4人となりました。 いずれも死亡した原因とサプリとの因果関係はわかっていません。 また、入院した人については、主に2023年9月以降に製造されたサプリを摂取しているということです。 ■【動画】小林製薬サプリ 摂取で死亡は合わせて4人に 株主総会で社長謝罪 「これだけ迷惑かけているのは問題。管理責任」と株主 28日、大阪市内のホテルで行われた株主総会には84人の株主が参加。 冒頭で小林章浩社長が今回の問題について「当社が販売しておりました機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」などを、摂取された方において、腎疾患などが発生し、多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で「被害
2021年12月、職場の同僚のインドネシア人男性=当時(29)=を殺害し、遺棄したとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた、インドネシア籍で無職の男(36)=埼玉県鴻巣市稲荷町=の裁判員裁判の初公判が14日、さいたま地裁(小池健治裁判長)であった。男は「間違いありません」と起訴内容を認めた。争点は量刑で、検察側、弁護側双方とも起訴内容についての争いはない。 女性を監禁し暴行、男ら逮捕 解放するも崖下に突き落とす 女性の泣き声が聞こえ…付近住民が通報 冒頭陳述で検察側は、男は17年に男性と知り合い、自身の交際相手との浮気を疑うなど悪感情を抱くようになったと説明。犯行前日にホームセンターでハンマーを購入し、犯行直前には共に飲酒していたが、酒に酔い、吐いていたところを見られ、嘲笑されたことに腹を立て犯行に及んだと指摘した。 一方弁護側は、犯行は笑われたことが原因で突発的だったとして計画性を否定し
15日正午ごろ、藤沢駅の歩行者用地下通路に乗用車が誤って進入した。車は地上の出入り口からスロープを下り、地下通路を20メートル近く進んだところで止まった。神奈川県警藤沢署によると、運転していた70代の女性や通行人にけがはなかったが、昼時の混雑時で現場は一時騒然とした。 署や管理者の藤沢駅周辺地区エリアマネジメントによると、現場は駅南口と北口を結ぶ地下通路(全長約40メートル、幅最大約7メートル)。乗用車は南口側の出入り口から進入したという。 入り口付近にいた複数の男性が乗用車を追いかけながら、通行人に避けるよう呼び掛けた。通路の突き当たり付近で停車した後に男性らがドアを開け、エンジンを停止させた。署によると、女性は「南口から北口に行きたかった」などと話している。 現場に居合わせた男性は「地下通路脇の道に入るのかと思ったら、いきなり地下に突っ込んできた。けが人がいなかったのは奇跡的」と話した
ぬいぐるみや雑貨を手にした人たちが「かわいい」を連発していた。昨年末、福岡市・天神の「キデイランド福岡パルコ店」。マウスパッドを購入した男性(39)は「職場でブームです」。満杯の買い物かごを持った山口県下関市の花牟礼美紅さん(25)は「キャラに共感する」。 【写真】京都精華大マンガ学部専任講師の陳龑さん 彼らをとりこにしていたのは、丸っこくてやわらかそうな漫画のキャラクター「ちいかわ」。SNSを活用した戦略や時代を捉えた作風で社会現象ともいわれるブームを起こしている。 ちいかわは「なんか小さくてかわいいやつ」の略語。主人公のちいかわが、仲間と笑ったり泣いたり、けなげに生きる日常を描く。2020(令和2)年に作者のナガノさんがX(旧ツイッター)で連載を始めると、個性的なキャラや物語がバズった。翌年単行本を刊行すると、昨年12月末までの累計発行部数は約300万部を記録。22年にはテレビアニメが
本日2月8日に67歳を迎える料理研究家の土井善晴さんは、「今の人は味付けをすることが料理だと思っており、そこに苦しみがあるのでは」と語る。客としてレストランを選ぶような美味しさの基準がいつの間にか一般家庭の中にも浸透し、複雑な料理が主となってしまったことが、自炊疲れや料理への苦手意識につながってしまっている可能性があるそうだ。では、誰もが負担なく気軽に作れるシンプルな料理とは何か、基本の「一汁一菜」について話を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――昨今、料理をすることに疲れてしまっている人や苦手意識を持つ人も少なくありません。これにはどういった理由があると思いますか。 土井善晴: 今の人たちは味付けすることが料理だと思っていて、そこに苦しみがあるんだと思います。味付けをするとなると、うまい下手が生まれてくるじゃないですか。「私の味付けはこうだ」「
漫画「アオイホノオ」などの著者で漫画家の島本和彦氏(62)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死した問題に言及した。 島本氏は「芦原妃名子さんの痛ましい事件に心が痛む。私の1番の気持ちは『とにかく漫画家の皆さんは何があっても自らを傷めることだけは避けて欲しい』という事である」と漫画家に向けたメッセージを発信。 「前(結構前だけど)にも同様に、面識のない他社のドラマ化漫画家さんから編集さん伝いになぜか私に助けを求めてきて、もちろん協力させて頂いたが、漫画家同士でわがままを言って助けてもらう、助け合う…のも必要だと思う。『あーもう限界かも』とか思ったら私に編集者通して連絡してくれてもいい。私は結構底辺の苦しみとか言われたくない言葉とかを他よりも経験してきた方の漫画家だと思う」とし、精神的に
被災地での炊き出しに「サプリ」を投入していたグループがあった。「栄養たっぷりの料理を提供したい」とのことだが、被災者が知らずに摂ってしまうことで体に影響はないのだろうか。 能登半島地震の被災地で、炊き出しの豚汁を作っている様子がSNSに投稿された。豚汁300人分の鍋の中に、ペットボトルのようなものから液体が投入されている。これはいったい何なのだろうか。この動画の投稿者に話を聞いた。炊き出しを行ったのは一緒に活動している仲間だという。 「70種類以上の植物系ミネラルです。ミネラルって、今の日本人の食生活の中に一番不足してる栄養素なんですよ。被災地の方々って、乾き物ばっかりっていうか、栄養がないものばかり食べている姿を見たときに、炊き出しの中に(ミネラルサプリを)入れて少しでも栄養を摂ってほしいなというのはすごくあった」(SNS投稿者) ミネラルは、カルシウム・鉄・ナトリウムなど、体に欠かせな
大ヒット漫画「いいひと。」などで知られる漫画家の高橋しん氏が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。漫画のメディアミックスに関し、私見を述べた。 1993年に小学館「ビッグコミックスピリッツ」で連載を開始した「いいひと。」は、1997年に草なぎ剛主演でフジテレビ系でドラマ化された。 当時、高橋氏はドラマ化する条件として「キャラクターを変えないこと」と提示していたが、約束が反故にされたとして、クレジットを「原作」から「原案」へと変更。また、連載を終了させた原因について「正直に言うと終了を決めた直接のきっかけは、テレビドラマ化でした。ドラマ化の許可を出すための条件の中に、ゆーじと妙子だけは変えないこと、という一文がありましたが、多くのかたが感じたように、ゆーじは変え“られて”いました。私は、もうこれ以上わたし以外の誰にも変えられずに、読者の方々の中の『いいひと。』を守ること、そして同時に多くの読
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