2015年もセキュリティ業界ではさまざまな事件があった。インテル セキュリティによるビジネスパーソン対象のアンケート では、認知度第1位の事件として日本年金機構の年金個人情報流出事件がランクイン。次いで金融関連フィッシングや、振り込め詐欺といった事件が並んだ。これは企業経営者や情報セキュリティ担当者、一般従業員らが対象のアンケート結果だが、2015年、内部の人間から見たセキュリティ業界はどうだったのか。今回、トレンドマイクロでセキュリティエバンジェリストを務める岡本勝之氏に、2015年、衝撃的だった10大オンライン脅威をランキング形式で聞いた。それでは、第10位からみていこう。 第10位 水飲み場型攻撃 まず岡本氏が第10位につけたのは、「水飲み場型攻撃」。水飲み場型攻撃というのは、Webサイトにアクセスする特定層のユーザーを狙った攻撃で、法的機関や大学、開発機構などが、狙われやすいターゲ
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