ほとんどの通信の基本となる名前解決ですが、IPv4/v6デュアルスタックな環境での動作はなかなか難しいことになります。 デュアルスタック環境での名前解決の挙動に関しては、AなのかAAAAなのかといった単純な話ではなく、次のことに注意する必要があります。 クエリーの順序 クライアントが名前解決する際にAを先に聞きに行くのか、AAAAを先に聞きに行くのか?また、機能実装にもいろいろあって、Aの応答があったら、それをそのまま使うのかAAAAの結果を待つか?など。 トランスポート 名前解決のためのトランスポートはIPv4なのかIPv6なのか? IPv4のリゾルバとIPv6のリゾルバが設定されている場合、どちらのリゾルバが利用されるのか? 簡単ですが、クエリ順序とトランスポートの関係の代表的な例をまとめるとこのようになります。 WindowsXPはIPv6トランスポートでの名前解決をサポートしていな