社外の勉強会やイベントに参加することがある。そんなところに来る人は、会社の命令で来ている一部を除き、たぶん自発的に何かを求めて来ているはずだし、自分のプライベートな時間を割いて来るくらいだからモチベーションが高くやる気もあるはずだ。そんな人たちと話をしていると自分の方にも意欲が湧き出てくるし、負けずに頑張らねばと思ってしまう。 しかしながら、会社へ戻ると必ずしも意欲の高い人たちばかりではない。ソフトウェア開発が好きという人ばかりではないし、仕事だから言われたことをやるだけですと割り切っている人も珍しくない。全員が前向きな意欲を持って仕事をしているとは限らないのだ。そんな人たちに向かって、「これをやりましょう」「あれを改善しましょう」「新しいやり方を取り入れましょう」と言ってみても、空回りすることが少なくない。熱き思いを持つ社外のコミュニティと、冷めた社内の開発者の間に、これほどまでの温度差