ローソンは2日、「秋のリラックマフェア」と銘打って配布した景品の中国製マグカップ約173万個を回収し、代替品と交換すると発表した。熱湯を注ぐなどすると、劣化して破損する恐れがあるという。同社は「お客さまにご心配、ご迷惑をかけおわびする」としている。 カップの名称は「リラックマティーマグ」。シールを集めた顧客に9月3日~11月25日、ローソンの店舗で引き渡した。破損の連絡は2日までに39件あり、大半が景品の交換締め切り後に寄せられた。 中国の工場で製造された。委託業者を通じ専門家などに確認したが、構造上の欠陥は見つからず、原因などは不明という。ローソンは「製造段階の環境の違いで一部に起こる現象ではないかと推測している」としている。 問い合わせは、通話無料のリラックマティーマグ交換事務局、電話(0120)482・261。扇子、こけし、「百均」に群がる外国人観光客が求める“メード・イン・ジャパン