北海道のJR江差線で相次いだ貨物列車の脱線事故で、JR貨物は、積み荷が偏って積まれていたことが原因の一つとみられるとして、走行中の列車の左右のバランスをチェックする新たなシステムの開発など対策を強化することになりました。 北海道のJR江差線では、おととしから貨物列車の脱線事故が合わせて3件起き、このうち先月の事故など2件について、JR貨物ではコンテナの積み荷が偏って積まれていたことが原因の一つとみられるとしています。 このため、JR貨物は16日の記者会見で、積み荷の偏りをチェックする対策を強化すると発表しました。 それによりますと、北海道と東京の合わせて3つの駅にコンテナのバランスを測ることができる専用の重量計を配備し、列車に載せる前に積み荷に偏りがないか確認するとしています。 また、走行中の貨物列車の左右の車輪にかかる重量をレールに取り付けた装置で検知し、バランスをチェックする新たなシス