フィリピン貿易産業省のパンリリオ次官は26日、中国に工場を置く日本企業15社に対して、「最優遇の条件で誘致したい」と提案したことを明らかにした。「機に乗じて崩しにかかるわけではない」と強調している。 フィリピンは中国と製造業をめぐり競争を展開しており、今回、最も投資の可能性があるとみられる日本企業15社を引き込もうとしている。パンリリオ次官は、「日本人を助けたいだけだ。すでに中国に投資する日本企業と接触を始めた」と話したが、社名などは明かさなかった。「中国と日本の争いがなくても、中国の動労コスト上昇によってフィリピンの競争力は強まっている」と述べた。 今日、上記記事が中国でちょっとした話題となった。原文は新京報の「菲律宾拉在华日企转移投资」(フィリピン、在中国日本企業の移転・投資を取り込みへ)というタイトルなのだが、大手ポータルサイトの網易が「菲律宾邀在华日企转移投资 否认乘人之危」(フィ