情報通信研究機構(NICT)は、現在、電話回線による時刻供給システムで日本標準時の供給を行っており、セイコーソリューションズ株式会社との共同研究により、NTTの光電話回線網を利用した新たな標準時の供給システムを開発し、このたび、実験運用を開始します。高速、安定、通信費用の低廉化の実現が期待されます。 【ポイント】 ■ 光電話回線網を利用した新たな日本標準時供給システムを構築、実験運用を開始 ■ 現在行っているアナログ電話回線による時刻供給(テレホンJJY)からの移行を目指す ■ 光電話回線になることで、従来方式と比べて、高速、安定、通信費用の低廉化を実現 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 坂内 正夫)は、電磁波研究所 時空標準研究室において、現在、電話回線による時刻供給システムで日本標準時の供給を行っております。 NICTは、セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役