「時給1500円を常識に!」。ハンバーガーなどファストフード店のパート・アルバイトの賃上げを求めて、働き手や支援者が15日、東京・渋谷の渋谷センター街をねり歩いた。 労働組合の首都圏青年ユニオンなどがつくる「ファストフード世界同時アクション・東京実行委員会」が主催。約50人が参加した。世界30カ国以上で同様のイベントが呼びかけられているという。 参加した牛丼チェーンのパート、神奈川県の30代男性は時給約1千円。シフトの多い月でも収入は15万円ほどで貯金はゼロという。「まともな生活を送るには時給1500円が必要だ」と話した。