缶詰バー本店の店内。缶詰がずらりと並ぶ棚はインテリアにもなっている=大阪市西区(写真:フジサンケイビジネスアイ) 世界各地の多彩な缶詰を酒と一緒に味わえる。そんな個性派飲食店「缶詰バー」を運営するクリーン・ブラザーズ(大阪市西区)が、出店攻勢を強める。 今年度内を目標に約15店舗を東西で新規出店し、30店舗超の体制を整える。店舗名は「mr.kanso」(ミスター・カンソ)で、缶詰以外の食事メニューがない点が特徴だ。当面の計画では、東京都内と大阪、名古屋の両市に合計6店舗を出店する。 7月は、初の名古屋出店に踏み切る。9月以降には、大阪で6店舗目となる京橋店(城東区)を開設する予定だ。東京への展開も加速する。池袋店(豊島区)や豊洲店(江東区)などの4店舗を相次ぎ開設させる計画という。 提供する缶詰の種類は、300種以上に及ぶ。中身は北海道産の熊の肉からフランスのサラダまでと多彩で、オリ