組織図はあるが、組織が存在しない会社は多い。つまり、組織が機能していないということだ。マネージャーや部長などという役職には就いていても、マネジメントできていない組織というのは、人が育つこともなく、当然、会社の目標を達成することすらできない。 マネジメントとは何か? 役職をもらっていながら、この基本的な質問に答えることすらできない人も多い。何を求められ、何をなすべきなのか? 考えるべきことは、キリがない。そのポジションでしか気づかないことも多い。「マネジメントできない」ということは、組織において大いなる損失となる。 理想のマネージャーとは? では、マネージャーとはどうあるべきか? 部下の「足らず」を補う 分かりやすい言葉である。マネージャーが部下と同じことをやっているようでは、その部下はいらないのかもしれない。もしくは、そのマネージャー自身がいらないのかもしれない。会社からみれば、そう思う。