不正利用の発覚を受け、Adobeは2012年7月10日以降に署名された全ソフトウェアコードの証明書を無効化する。 米Adobe Systemsは9月27日、同社のコード署名証明書が悪質なユーティリティに不正利用されていたことが分かり、10月4日(米国時間)に問題の証明書を無効化する措置を取ると発表した。 Adobeによると、無効化されるのは、2012年7月10日以降に署名された全ソフトウェアコードの証明書。影響を受ける製品には、新しいデジタル証明書を使った署名入りの更新版を配信する準備を進めているという。無効化の過程で一般ユーザーに影響が及ぶことはほとんどなく、特に変わったことがあるとは気づかないはずだとしている。 ただし、Windowsプラットフォームと、3種類のAdobe AIRアプリケーション(WindowsとMac向け)は無効化の影響を受け、Windows環境の管理者は対応が必要に
Adobe Systemsは、DigiNotar関連の認証局が発行した証明書を失効させる方針を決め、そのためのアップデートをReader/Acrobat X(10.x)向けに公開すると予告した。 オランダのSSL認証局DigiNotarから不正な証明書が発行されていた問題で、米Adobe SystemsはDigiNotar関連の認証局が発行した証明書を失効させる方針を決めた。そのためのアップデートを9月13日にReader/Acrobat X(10.x)向けに公開する。9月9日のブログで明らかにした。 Adobeによると、同社は「Adobe Approved Trust List」(AATL)というプログラムを通じて信頼できる認証局を認定している。これにより、バージョン9.x以降のReaderとAcrobatでは、PDFファイルに組み込まれたデジタル署名の信頼性を自動的に確認できるようにな
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