最近、ウェブの遅さにうんざりしてはいないだろうか。 自社の数十億ドル規模のビジネスが、Googleのようにウェブに依存している場合を考えてみてほしい。そして、「SPDY」というウェブアクセラレーションテクノロジをインターネットに組み込もうという試みにおいて、Googleが新たに大勝利を収め、同社の廊下が喜びに沸いているところを想像してみよう。 HTTPbisワーキンググループの議長であるMark Nottingham氏は米国時間1月24日、World Wide Webのネットワーク基盤の1つの見直しの中で、SPDYのサポートを発表した。その基盤とはHTTPで、GoogleはSPDYがHTTPのボトルネックの一部を解消すると期待している。 HTTPbisワーキンググループは、インターネット技術タスクフォース(IETF)の一部で、1999年時代のHTTP 1.1の改良に数年前から取り組んでいる