社内で実施したVXLAN EVPNの勉強会内容をまとめました。
![VXLAN EVPN勉強まとめ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b15a3ad2c679b5ca7566dca7cf54f20d041f643b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2Fb275c6c563c44311a94f03be2f55d984%2Fslide_0.jpg%3F12044151)
ネットワーク仮想化を実現する技術の1つであるVXLANが、インターネットの標準化団体であるIETFのRFC7348として公開されました。カテゴリは、インターネット全体に広く公知することが望ましいと判断された情報に与えられる「Informational」となっています。 VXLANは、VMware、シスコシステムズなどが中心となってIETFで規格化を目指していたプロトコルです。レイヤ2のイーサネットフレームをカプセル化して、レイヤ3のIPネットワーク上に論理的なL2ネットワークを構築できる、いわゆるネットワーク仮想化を実現するプロトコルです。 データセンターなどでは、VLANの上限値である4096を超えて多数のVLANを設定したいケースが数多く発生します。例えば、1つのデータセンターに多数のお客様のシステムを収容する場合、システムごとにVLANを用いてセキュアなネットワーク環境を構築したくな
2011/09/01 米ヴイエムウェア、シスコシステムズ、シトリックスシステムズなどが8月下旬、クラウドネットワーキングに関する新たな規格「VXLAN」のドラフトをIETFに提出したことが明らかになった。シスコがこれについて8月30日(米国時間)に出したプレスリリースは、同社がヴイエムウェアと2社のみでこの規格を推進するような印象を与えるが、そうではない。ドラフトの起草者としてはヴイエムウェア、シスコのほか、シトリックスシステムズ、レッドハット、ブロードコム、アリスタの関係者の名が掲載されている。 シトリックスもブログなどで、この取り組みの意義を強調している。 VXLANは大規模なマルチテナントクラウド、複数のデータセンターにまたがった仮想データセンター(各テナントの仮想LANセグメント)の構築、複数拠点間の透過的なディザスタリカバリの実現などのために考案された規格。以下では、提出されたド
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