Windows XPのサポート終了を2014年4月に控えて、現在XPを利用中の企業は、Windows 7や8に移行するのか、セキュリティ修正プログラムが提供されない状況でXPを継続利用するのか、選択を迫まられている。新しいOSに移行すれば、Windows XP上で使う業務アプリが起動しない、Office 2003およびその上で使うマクロが使えない、といった問題が生じる恐れがある(関連記事:XPサポート終了直前対策)。 一方、使い続ければ、サポート終了以降にセキュリティの脆弱性が見つかっても修正されないため、悪意を持つ第三者からの攻撃を受ける可能性が飛躍的に高まる。セキュリティ修正プログラムが提供される現在でも、Windows XPのコンピュータウイルスの感染率は、Windows 7や8と比べて格段に高い。これは単に脆弱性の有無だけでなく、OSが持つセキュリティ機能が新しいものほど豊富になっ
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