前回、"改善文化の定着"を「ワークアウト」や「学習する組織」を例にお話しましたが、皆さんの中には、「改善文化を作るなど、業務改善の枠を超えているのでは?」とか「それって経営者の仕事でないのか?」と思われた方もいるかもしれません。 今回は次回と2回にわたって、業務改善でできる改善の範囲はどこまでとするか?また、業務改善で解決できない課題とは何か?についてお話します。 誰が・どこまでやるか? 「誰が・何を・いつまでに」。具体的な計画、責任の所在を明確にし、期日を決めるときにはよく言われることですが、同じことをもっとシンプルに業務改善で考えてみましょう。 本連載に限らず昔から、「改善にはゴールがない、たゆまない改善を継続していくことが大事だ!」と言われています。まさしく、そのとおりであり、先の「いつまでに」を「いつまでも」「永遠に」と置き換えてみるとわかることです。すでにこれまで本連載
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