サイバーエージェントでは、この研究開発部門として「インキュベーションラボラトリー」を設置しています。今回は、このインキュベーションラボラトリーでR&Dエンジニアとして働く、服部 司氏にお話を伺いました。 社内のニーズに応える研究開発 ―― 入社した当初から、R&Dエンジニアとして働かれていたのでしょうか。 「いえ、私が入社したときはこういった開発を行っているエンジニアはいなくて、私も短い期間ですがアプリケーションエンジニアとして働いていました。ただ入社した当初から、サービスを提供するための開発だけでなく、研究開発を行うポジションも必要じゃないかということを何度も日報で書き続けていたんです。そうしたらあるときCTO(Chief Technology Officer)に呼ばれて、研究開発部門ができるんだけどやりますかと聞かれたので、ぜひやりたいですと」 ―― 新たに研究開発部門で開発に携わるこ