艦これの海が燃えている。 事の発端は3話最速放送、その最後に訪れた如月の轟沈である。「日常7割のほのぼのエセ学園モノでしょ〜」とヘラヘラしていた視聴者は、突貫工事で立てられたフラグから発進した深海棲艦艦載機の爆撃によって、水底へと叩き落とされたのである。 如月提督はしめやかに葬儀をとり行い、その他提督も突然の訃報を前に驚愕した。暴徒化し公式垢に噛み付く者が現れ、便乗してか捨て垢で噛み付く者が追随、その光景を「炎上だwww」とクソアフィブログが盛り立てた*1。史実組は次の犠牲者にチップを乗せ、クソアニメウォッチャーは「雑だ」と騒ぎ、リョナLOVEオークたちは手を叩いて宴を始めた。 はっきり言おう。これほどまでの地獄を見たのはひさしぶりだ。 このような凄惨たる状況を生み出した「如月の死」とは、一体なんなのか。「不人気を殺していく」「雑な殺し方」などと言われる彼女の最期は、「1話で回想とフラグ回
![「無価値な死」という価値 ~艦これアニメ 如月轟沈についての所感~ - うらがみらいぶらり](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/315e795c5e4e9c5f958dba525be38dd96479a008/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fw%2Fwasasula%2F20150123%2F20150123000826.jpg)