下村博文文部科学相は28日の閣議後会見で、東京都内の図書館などで「アンネの日記」やユダヤ人迫害の関連書籍が引き裂かれた事件について「多くの人々の心を傷つけ、許し難い犯罪」と述べ、全国の都道府県教育委員会に対し、被害の拡大を防ぐよう注意喚起したことを明らかにした。 下村文科相は「今回の事件で日本がファシズムに向かっていることは断じてないというメッセージを強く海外に送る必要がある」と指摘した。
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