少年グループ同士が無料通話アプリ「LINE(ライン)」を通じて決闘の約束をして殴り合いをしたとして、福岡県警中央署は24日、いずれも当時中学3年で、福岡市や同県の糸島市、粕屋郡内などの15歳と16歳の少年の計13人を決闘容疑で書類送検し、発表した。全員が容疑を認めているという。 発表によると、少年らは昨年11月16日午後、福岡市中央区の舞鶴公園やマンション敷地内で、1対1の殴り合いをした疑いがある。1人が小指の骨が折れる重傷を負った。 高校の体験入学会に参加していた福岡市の中学生(15)と粕屋郡の中学生(15)のトラブルが発端。「LINE」で「出てこいよ」「お前が出てこいよ」などのやりとりをして決闘の約束をした。舞鶴公園には見物人を含め約100人が集まり、通行人から「ケンカをしている」との110番通報があったという。