発売から1か月で50万本を売り上げた人気オンラインゲーム「ドラゴンクエストX(ドラクエ10)」で、サイコロ機能を使った賭けが流行している。 「親」役のユーザーが周囲に賭けを持ちかけ、ゲーム内の仮想通貨をやり取りする。仮想通貨はインターネットのリアル・マネー・トレード(RMT)で売買でき、専門家は「刑法の賭博罪にあたる可能性もある」と警鐘を鳴らしている。 「ダイスしよう!」「1回1000G(ゴールド)で勝ったら6倍!」 インターネットを通じて複数のユーザーが交流しながらゲームを楽しめるドラクエ10。ゲーム内に設けられた「広場」では、様々なユーザーがチャット機能で他のユーザーに賭けへの参加を呼びかけている。 賭けに使われているのは、ドラクエ10に盛り込まれた「ダイス(サイコロ)機能」。ユーザーがサイコロを振ると、1から100までの数字が不規則に表示される。ユーザーは、この数字を予想し、より近い