札幌市議会基本条例素案「抽象的」 北海学園大生が意見提出 (01/17 16:00) 神原教授(中央)と「札幌市議会基本条例」の素案について議論するゼミ生 札幌市議会が年度内の制定を目指す「市議会基本条例」の素案について、北海学園大法学部の神原勝教授(自治体学)ゼミの学生が見解をまとめた。「他の自治体と比較して条文が抽象的で、無力な条例になってしまう危険を感じる」などと問題点を厳しく指摘。10日まで市民の意見を募集していた市議会事務局に提出した。 研究の一環として、ゼミ長の黒瀧善大(よしひろ)さんら所属する2、3年生12人がまとめた。素案への意見募集が始まった昨年12月から、全国に先駆けて議会基本条例を制定した空知管内栗山町議会をはじめ、他の市町村議会との比較などを通じ、議論を重ねてきた。 見解は、素案全体に関し「制定で何がどう変わるか、イメージを浮かべることが難しい。できるだけ早く、改革