生活保護費でパチンコだめ!兵庫・小野市で条例案提出へ 兵庫県小野市は、生活保護費や児童扶養手当を、パチンコなどのギャンブルで生活が維持できなくなるまで浪費することを禁止する条例案を27日に始まる市議会に提案する。同市への取材で22日分かった。市民の「責務」として、不正受給者や浪費を見つけた場合、市に情報提供を求めることも盛り込む。 小野市によると、条例案では「受給者は保護費が福祉の増進を図る目的で給付されていることを深く自覚し、パチンコ、競輪、競馬などに費消し、生活が維持できなくなる事態を招いてはならない」と具体的に明記。 市民から情報提供があった場合は警察官OBに調査させ、改善を目指すという。罰則はないが、改善されなければ最終的には支給を止める。 条例化の意図について同市の松野和彦市民福祉部長は「社会保障制度は国民全体の協力で成り立っていることを市民に知ってもらうため」と説明。厚