端末メーカーの多くが出展を控えた今年のワイヤレスジャパンにおいて、ブースを構えている京セラ。会場では、auやウィルコム向けの端末を展示したほか、“京セラの4つのリソース”と題してWiMAX、XGP、LTE、iBurstの通信設備を紹介していた。 根強い人気を誇る京セラ製ウィルコム端末「HONEY BEE 2」。写真のモデルは、6月に発売されたアパレルブランド「LIZ LISA」とのコラボバージョンだ WiMAXのパネル展示では、基地局に加えて同社が開発を進めているWiMAX対応レピータのサービスを紹介している。電波を中継するレピータは、屋内や移動車両での通信をサポートする役目を果たす。商用化の時期などは未定だが、国内キャリアに提案を進めているほか、グローバルな展開にも意欲を示していた。
総務省と「総務省地デジチューナー支援実施センター」(運営はエヌ・ティ・ティ エムイー,関連記事はこちら)は2009年7月23日,経済的に困窮度の高い世帯(NHK受信料全額免除世帯のうち災害被災者以外の世帯)に無償給付する地上デジタル放送の簡易チューナーの納入事業者の公募を支援実施センターが開始したと発表した。 今回の公募では,2社の納入事業者を一般競争入札で選定する。納入台数は2社合計で60万台である。1社の最大納入台数は30万台となる。納入事業者は支援実施センターと2010年3月31日までの契約を結ぶ。 支援実施センターは簡易チューナーの要求仕様として,「デジタル放送推進協会(Dpa)が策定した『簡易なチューナー』の仕様ガイドライン」に準拠していること」を挙げている。同ガイドラインの主な仕様項目は,「映像デコードがNTSC変換であること」「字幕・文字スーパーに対応していること」「CASモ
ワイヤレス&モバイルビジネスのイベント「ワイヤレスジャパン2009」で、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯電話の通信3キャリアが、基調講演を開催した。「移動体通信ビジネスと端末開発の将来ビジョン」と題して行われた講演の内容を紹介する。 NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏は「ドコモの変革の取り組みと新たな成長に向けたチャレンジ」と題し、「ドコモの10のチャレンジ」について話した。 チャレンジの中には、すでにサービス提供を開始している「iコンシェル」や「BeeTV」のさらなる進化や、LTEの導入、基礎研究段階にあるぺタマイニング技術の活用まで、「仕込みつつサービスに出せるものはどんどん出していきたい。2009年度、2010年度に花開くサービスもある」というように、直近のものから、中長期のものまで多岐に渡った。 すでに導入済みのiコンシェルに関しては、「パーソナル化の推進と
受信メールの文脈を解析して返信メールを自動で作成――。NTTドコモが展示している「メールエージェント」は、ユーザーに代わってメールを作成してくれるサービス。定型文を使って数タッチで返信できる機能はあるが、メールエージェントなら“ノータッチ”で返信できる。文字入力の手間が省けるのはもちろん、「返信したいのにできない」といったシーンでも重宝する。 メール送信するのは“1往復”のみで、メール送信→返信メールを自動送信という流れで終わる。(当たり前だが)返信メールの応酬が延々と繰り返されるわけではない。 メールエージェントはiモードメールを利用したものなので、メールの相手は他キャリアのユーザーやPCでもよい。サービスは現時点では試作段階で、サービスインに向けて開発が進められている。 「メールエージェント」の概要(写真=左)。10時~22時に(自分の端末に)スケジュールが登録されている前提でデモを実
2008年度に前年比13%増の4835億円となったモバイルコンテンツ市場。具体的にどんなジャンルやサービスが人気を集めているのだろうか。7月22日に開幕した携帯電話関連のイベント「ワイヤレスジャパン2009」では、NTTドコモ コンシューマサービス部 コンテンツ担当部長の原田由佳氏が、iモードにおいて現在人気を集めているサービスや、NTTドコモとして今後取り組んでいく施策について述べた。 コミュニティやレシピ、健康サイトが人気 原田氏によると、iモードのコンテンツ情報料の売上高は5月時点で月間223億円。公式コンテンツプロバイダーは約3100社、公式サイトは1万6000サイトにのぼる。パケット定額制サービス「パケ・ホーダイ」の加入者が約1400万人となり、「FOMAユーザーの3〜4割が加入している」(原田氏)ことも追い風だ。 原田氏によると、コンテンツ分野では着せ替えツールやデコメ、電子書
日本エイサーは7月22日、acerブランドのノートPC「Aspire Timelineシリーズ」の13.3インチの液晶モデル「AS3810T-S22(6万9800円)」とOffice Personal 2007を搭載した「AS3810T-S22F(8万9800円)」を7月29日に発売すると発表した。 新モデルはデザインなどはそのままに、CPUをCore 2 DuoからIntel Core2 Solo SU3500にしたことで、6万円台より選べるのが特徴だ。バッテリ駆動時間は8時間。20%持ち時間をアップできる「AcerPower Smart」使用時は、9時間駆動が可能になる。 このほか、新シリーズのAVノートPC「Aspire 5739Gシリーズ」として「AS5739G-MX1(12万円前後)」とOffice Personal 2007を搭載した「AS5739G-MX1F(14万円前後)」
携帯電話の“実力”はどれほどだろうか。ここで焦点を当てる“実力”は,個人があるメディアに触れている時間,メディア接触時間である。私たちの1日は24時間に限られており,その24時間をそれぞれの情報メディアは奪い合っている。ほかの情報メディアと比較した場合,携帯電話はどれくらいの時間を占めているのだろうか。日経BPコンサルティングは「携帯電話“個人利用”実態調査」の中で,携帯電話と各種情報メディアについて,それぞれの接触時間を調べている。 携帯電話コンテンツの利用は5分以内 情報メディアとして調査の対象としたのは,「携帯電話での通話」「固定電話での通話」をはじめとして,テレビ,新聞,ゲームなどの24の情報メディア(図1)。24項目について,「平日の1日のうちプライベートな目的で利用している時間」と「休日の1日のうちプライベートな目的で利用している時間」を尋ねた。それぞれの情報メディア別に,平日
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