出向によって得られるもの、という問い - ささくれ ちょっと前までよその機関に出向していたこともあって、「出向によって得られるもの」についてときおり考えてしまいます。なにを得て、どのように成長できるのか。 図書館業界の情報を発信されているkitone氏のBlogはいつも興味深く拝見しています。当該Blogにて、出向に関する記事が書かれていましたので、今回は大学職員の出向について考えてみたいと思います。なお、本稿における「出向」とは、国立大学法人に籍を置きつつ他機関にて勤務をすることと定義します。 国立大学法人の職員にとって、出向とは縁遠いものでなく万人に発生しうるものという認識です。つまり、職務命令として発生しうる可能性があるということです。もちろん、最終的なオファーは人を見てでしょうが、職員になって一度も出向の可能性(内在的な可能性も含めて)に晒されていない者は、少ないのではないかと思っ