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2014年8月10日のブックマーク (2件)

  • 図書館についての原体験

    私が図書館に関心を持ち、図書館について学ぼうと考えるようになったきっかけは、初めて自分ひとりだけで図書館に行ったときの感動だった。 それは小学校低学年の頃だったかと思う。私が小さな市立図書館の扉を開いて、自由に棚を歩いているときに抱いたイメージは今でも覚えている。それは無数の窓であった。 それも窓と窓が重なりあい隣り合い、ひとつの結晶構造を形作っているような、そのようなイメージだった。窓の向こうには私が行ったことのない国があり、会ったことのない人がいて、今まで聞いたことのない話をしてくれようと私に手を伸ばしている。窓から窓に様々な糸が張り巡らされていて、窓を開いて話を聞いているとき(つまり棚からを取り出して読んでいるとき)、ときおりその糸が揺れうごき、窓と窓の関係を私に教えてくれた。 棚を前にしてこのようなイメージを抱いた時、私は自分が無数の人びとと共に生きていているということを実

    waterperiod
    waterperiod 2014/08/10
    “図書館で本を借りるという行為は、そうした自分のプライベートな都合(親から機会を与えられた読書)から離れて、ひとりの人間として本を読むという行為を実現してくれる。”
  • 「石橋美術館久留米市が直営」 市長 財団撤退で意向 郷土の作家重点展示 9月にも運営方針発表 [福岡県] - 西日本新聞

    「石橋美術館久留米市が直営」 市長 財団撤退で意向 郷土の作家重点展示 9月にも運営方針発表 [福岡県] 2014年08月10日(最終更新 2014年08月10日 02時26分) 石橋財団の運営撤退後、久留米市の直営になる方針が示された石橋美術館写真を見る 久留米市の石橋美術館を運営する石橋財団が、同美術館の運営から2016年9月末で撤退することを受け、久留米市の楢原利則市長は西日新聞の取材に対し、財団撤退後の美術館は市直営になるとの見通しを明らかにした。昨年1月に財団側から契約解消の意向を伝えられ、これまでに10回、運営のあり方について財団と意見交換を重ねてきたという。 石橋美術館は1956年4月、ブリヂストン創業者の石橋正二郎氏が建設して市に寄贈。久留米文化振興会が運営していたが、77年からは石橋財団に変わった。久留米出身の洋画家、青木繁、坂繁二郎らの作品については随一のコレクショ

    「石橋美術館久留米市が直営」 市長 財団撤退で意向 郷土の作家重点展示 9月にも運営方針発表 [福岡県] - 西日本新聞
    waterperiod
    waterperiod 2014/08/10
    ここ、福岡出張の折に「わだつみのいろこの宮」を観るためだけに足を延ばしたことがある。何とか地元で収蔵品を借り続けられると良いなあ。