大阪市立の全小中学校が、図書室にある本の点検、整理を2年前から一斉に行ったところ、蔵書数が統計上、100万冊も少なくなったことが、市教委への取材でわかった。 古すぎる本を廃棄したほか、未返却のまま紛失していた本を集計から外したためとみられる。市教委は管理がずさんだったことを認め、「真剣に図書の充実に取り組む」としている。 市教委によると、図書室の本は、各校の図書台帳に登録され、廃棄や購入は、学校ごとの判断で行われる。各校の台帳に基づく蔵書数の合計は、2009年度末に488万冊(428校)、11年度末には475万冊(429校)だった。 ところが、11年度末、市が委託した外部監査で「本の維持管理が適切に行われていない」と指摘された。そこで市教委と各校が本の在庫を改めて確認し、廃棄・整理した結果、13年度末は375万冊(428校)になった。 古くて廃棄したものは少なくとも18万冊。図書室を点検し
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