練馬区立図書館が貸出履歴保存期間を延長する取扱いとしたことが朝日新聞に取り上げられ、図書の貸出情報の利用と思想信条の自由の問題がブログ上で議論されています。 「練馬区立図書館貸し出し履歴保存」報道に関して: 東京の図書館をもっとよくする会(旧ページ) 図書館の方々にはこのようなネット上の議論の場が確立されていて、うらやましいなと思います。自治体法務の分野においても同様の場があります。電算担当にもあるといいのですけど。 この件に関しては、切り抜きはともかくとして、別に貸出しの手続きをとらなくても書き込みは館内で閲覧中である可能性も高いわけですから、はたしてこの図書館側の取扱いの変更理由に合理性があるかと言われると疑問がないわけではありません。 以前にも書きましたが、図書の貸出履歴は思想信条に直結するものですので、個人情報の中でもとりわけセンシティブなものとして取扱う必要があります。 ですから