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ブックマーク / www.terumo-taion.jp (14)

  • 体温はどこで測っても同じですか? | 体温の基礎知識 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    体の温度は、体表に近いところと体の内部では違います。また、部位によっても異なります。平熱は、健康な時に同じ部位で何度か測定して把握しましょう。 監修:永島 計 早稲田大学人間科学学術院 体温・体液研究室 教授(医師、博士(医学)) ヒトの体温は体の表面か内部かによって違います。また、表面であれ内部であれ、どの場所かによっても異なります。 体の内部の温度を中心(コア)温、体表近くの温度を被殻(シェル)温といいます。(図1) コア温は、脳や心臓などの大切な臓器の働きを保つために高く安定しています。通常の環境(25℃前後の気温で薄めの衣類を身に着けた、暑くも寒くもない状態)におけるコア温は37℃前後で、若い成人の男性ではほとんどの人が±0.3℃の範囲に入ります。 一方、シェル温は、体表から熱を放散されるためコア温より低くなります。とくに外界と接している皮膚の温度は低く、32~33℃前後です。また

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  • 健康な時の体温はいつも同じですか? | 体温の基礎知識 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    体温は、常に一定ではありません。健康な時でも、体や環境の変化によって変動します。朝、昼、夜など1日のなかでも体温が変わります。 監修:永島 計 早稲田大学人間科学学術院 体温・体液研究室 教授(医師、博士(医学)) 体温は変動しています 24時間単位の体温リズムがあります 体温は、熱が出る病気にかかっていなくても、運動、時間、気温、事、睡眠、感情の変化などにより変動しています。女性の場合は月経周期の影響も受けます。 また、そうした要因がなくても、体温は1日のなかで変化しています。睡眠・覚醒と同じように、ヒトは24時間単位の体温リズムを持っており、これを「体温の概日リズム」といいます。(図1) 1日のうちでは早朝が最も低く、しだいに上がり、夕方が最も高くなって、夜になると下がり始めます。高齢者は若者に比べて、朝は早い時間から体温が上がり始め、夜も早い時間から下がり始めます。(図2) 環境の

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  • 高齢者の体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    体温は日々の体調管理に活かすことができます。 ここでは、体温の知っておきたい基礎知識やあなたの状態や悩みに合わせた情報を紹介します。

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  • 心因性発熱と診断されたら~日常生活上の注意点~ | ストレスと体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    心因性発熱と診断された場合の日常生活の心がまえと過ごしかたについて説明します。また、治療法や一緒に起こりやすい病気についても紹介します。 監修:岡孝和(国際医療福祉大学 医学部心療内科学 主任教授) 目次 1日常生活の過ごし方 2治療方法と、一緒に起こりやすい病気について 日常生活の過ごし方 ペースダウンと睡眠の確保が大切 かぜで熱が出ると、体が疲れます。ストレス性であっても、高体温が続くということは、生体が体温を上げるために、ふだんより多くのエネルギーを使っていることを意味します。ですから、いつもなら何でもないことが、体にとっては大きな負担となり得ます。これをきちんと理解したうえで、 心因性発熱が続いている時期には、日常生活のペースダウンと、睡眠時間を十分確保することが何よりも大切です。 簡単に聞こえるかもしれませんが、この病気の治療は、ここが一番のポイントです。ストレス性の発熱の場合、

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  • ストレスによる高体温とは | ストレスと体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    ストレスが原因となって体温が上昇することがあります。大きく二つのタイプに分かれ、高い熱が出るものの回復が早いタイプと、37℃を少し超える程度の軽い熱がずっと続くタイプがあります。 監修:岡孝和(国際医療福祉大学医学部心療内科学主任教授) 目次 1ストレス性には高熱タイプと微熱タイプがある 2ストレスによる熱は、かぜなどによる発熱とは起こりかたが違う 3病院では「異常なし」と言われることも多い ストレス性には高熱タイプと微熱タイプがある (1)急激に高体温を示すが、回復が早いタイプ 精神活動(授業に出る、仕事をする、人に会う、極度に緊張する、けんかするなど)に伴って急に体温が上がることがあります。たとえば、入院中の患者さんが手術当日の朝、急に39℃の高熱が出たけれど、手術が中止と決まったらすぐ下がった、というようなことがあります。これは子どもによくみられるタイプですぐ解熱しますが、ストレスの

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  • 正しい睡眠と体温リズムで「うつ」を予防 | うつと体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    概日リズム睡眠障害による「うつ」にならないために。 監修:内山真(東京足立病院院長/日大学医学部精神医学系客員教授) 目次 1眠りにつく前にリラックスする方法 2早起きが早寝を実現させる 3朝の光で体内時計を正常化 4適度な運動を取り入れる 5時差ぼけとうつ 眠りにつく前にリラックスする方法 音楽とお風呂の楽しみ方 よく眠るためには、早起きをして朝日をしっかり浴びることが大切です。寝つきをよくするには、眠りにつく前にリラックスする方法を工夫してください。 静かなクラシック音楽を聴くという人もいます。若い人のなかには、曲調の変化が少ない、リズムが一定のロックがいいという人もいます。自分がいちばんリラックスできる音楽ならいいのだと思います。 眠りにつく直前に熱いお風呂に入ると、疲れがとれた感じはしますが、かえって目が覚めて寝つきが悪くなることがあります。寝つきをよくするには、ちょっとだるくな

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  • 睡眠障害が招く「うつ」と体温の変調 | 睡眠と体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    ヒト体内時計の周期は24時間より長い 光を浴びないと、体内時計は24時間周期にならない 体内時計は体温や睡眠、ホルモンの分泌などをコントロールし、約1日のリズムを作っています。これを「概日リズム」といいます。 私たちの概日リズムは1日24時間のリズムに合っているようにみえますが、光刺激のないところでは24.5~25時間の周期であることが分かっています。実験的に、自然の光が入る部屋で生活させると、きちんと24時間ごとの概日リズムを維持しますが(グラフの青地部分)、外光を遮断し、時計やテレビなど時間の手がかりになるものを取り除いた状態で生活させると、睡眠時刻が毎日1時間ずつ遅れ、1日を24.5~25時間のリズムで過ごすことが観察されます(グラフの赤地部分)。 1日にほぼ1時間ずつ遅れる体内時計を正しい時刻に合わせるために、光は重要な役割を果たしています。もしヒトが外の光を浴びない生活をしていた

    睡眠障害が招く「うつ」と体温の変調 | 睡眠と体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所
    watezupotaru
    watezupotaru 2019/03/20
    ☆☆
  • 増え続ける「うつ」 | うつと体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    いま増え続けている「うつ」って、どんな病気なのでしょうか。 監修:内山真(東京足立病院院長/日大学医学部精神医学系客員教授) 目次 1うつ人口は120万人を超えている。 2うつの病態 3うつを見抜く 厚生労働省の調査によると、うつ病や躁うつ病などの気分障害で受診する人は、2008年には100万人を超え、2017年には120万人を超えました。躁うつ病の割合は非常に少ないので、うつ病患者だけでも100万人を超えていることは間違いないと思われます。うつ病は、とくに日ではかなり悪化してからでないと受診しない傾向もあるため、実際の患者数は、もっと多い可能性があります。また女性の患者は男性の約1.6倍と多くなっています。年齢別では男性が40~50歳代で多いのに対し、女性では40~70歳代が多くなっています。 うつの病態 「気分障害」のほとんどは「うつ病」 気分障害は、過度のゆううつ感と活動性の低下

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  • 睡眠と体温 | 睡眠と体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    公開日2021.08.30 ※当コンテンツの内容は2021年7月時点の情報となります。 ※※2023年7月一部修正 体温のコンディションを整えると、ぐっすり眠れるのでしょうか。睡眠と体温の深い関係をご紹介します。 監修:内山真(東京足立病院院長/日大学医学部精神医学系客員教授) 目次 1睡眠と体温の、深いカンケイ 2体温を使ってうまく眠るには 日人の成人の5人に1人が睡眠についての悩みを抱えているといわれます。眠れない原因としては、体の不調、環境の変化、精神的ストレスや心の病気、薬やアルコールなど、いろいろなことが考えられ、不眠への対策もいろいろです。 その対策の一つとして、意外なようですが、「体温」があります。子育てをしたことのある人なら、赤ちゃんが眠る前、手足がぽかぽかと温かくなるのを知っているはずです。手足が冷たい冷え性の人の多くは、寝つきが悪くて悩んでいます。また更年期障害で顔

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  • 平熱の変化にどう対応すればよいですか? | 高齢者の体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    高齢になると平熱が若いころとは違っていることがあります。何度か体温を測って現在の平熱を知っておきましょう。 監修:永島 計 早稲田大学人間科学学術院 体温・体液研究室 教授(医師、博士(医学)) 目次 165歳をすぎたら平熱を測りなおしましょう 2平熱は一つではありません 65歳をすぎたら平熱を測りなおしましょう 高齢者の体温は若い人より約0.2℃低くなっています 65歳以上の人の腋窩(ワキの下)で測定した体温は、10~50歳の人より0.2℃以上低くなっているという報告があります1)。若いころの平熱が36.7℃だったとしても、いま高齢者になっているならもっと低い可能性が高いのです。若いころの平熱を基準にしていると、発熱した時に気づかなかったり、熱の程度を軽いと思ってしまったりする危険性があります。 感染症の発症を早い時期に知り、自分の体調を把握するうえでも、体温の定期的な測定は有用です。高

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  • 体温調節機能が若者とは違います | 高齢者の体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    加齢にともなって暑さや寒さに対しての反応も変化していきます。注意すべき点を知っておきましょう。 監修:永島 計 早稲田大学人間科学学術院 体温・体液研究室 教授(医師、博士(医学)) 目次 1暑さ、寒さに対する反応が弱くなります 2熱中症にかかりやすくなります 3熱中症にかからないために注意したいこと 4寒いと体が冷えやすくなります 暑さ、寒さに対する反応が弱くなります 高齢者は発汗しにくくなります ヒトには、暑ければ体から熱を放出し、寒ければ体から熱が逃げないようにし、さらに熱をつくる体温調節機能が備わっています。暑さに対しては、発汗や皮膚血管の拡張が重要な役割をになっています。 しかし、高齢者は一般に、体温の調節に関わる生理機能が低下しています。さらに、暑さ、寒さを感じて適切な衣服を選んだり、空調をつけたりする機能も低下していることが示唆されています。 具体的には、暑くなった時に汗腺が

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  • 健康を保つ体温リズムのつくり方 | 高齢者の体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    健康を保つ体温リズムを作るには秘訣があります。朝・昼・夜のポイントをご紹介します。 監修:永島 計 早稲田大学人間科学学術院 体温・体液研究室 教授(医師、博士(医学)) 目次 1生活リズムを整えることで健康に暮らせます 2朝の健康習慣で体内時計をリセット 3日中の健康習慣は体を動かすことがポイント 4よい眠りにつながる夜の健康習慣 生活リズムを整えることで健康に暮らせます 質のよい睡眠が柱になります 睡眠は健康な暮らしを支える大きな柱の一つです。しかし、高齢になると夜間の体温が下がりにくく、睡眠も浅くなりやすいことがわかっています。若いころより睡眠の質が低下することは否めませんが、朝、日中、夜の生活習慣を見直し、暮らし方を工夫することで、深く眠れ、健やかに暮らすことができます。 朝の健康習慣で体内時計をリセット 決まった時間に起きて朝の光にあたる 体温の1日の変動とも深くかかわっている体

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  • 年をとると体温にも変化が | 高齢者の体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所

    体温は加齢にともなって低下します。その原因は、筋肉や脂肪組織などの体の組成や基礎代謝に関係していると考えられています。 監修:永島 計 早稲田大学人間科学学術院 体温・体液研究室 教授(医師、博士(医学)) 目次 1年をとると体温は下がっていきます 2生理機能が全般に衰えていきます 年をとると体温は下がっていきます 高齢者は0.2℃以上低くなります ヒトの体温を腋窩(えきか:ワキの下)で測ると、乳幼児では平均37℃台と高いのですが、年齢が上がるごとに少しずつ下がり続け、10歳くらいで一定の値に落ち着きます。しかし、高齢になると再び低下してきます。 実際に10~50歳の人と65歳以上の高齢者に分けて腋窩温を測った日の報告によると、10~50歳の平均が36.89±0.34℃※なのに対し、高齢者では36.66±0.42℃※でした。高齢者は10~50歳の人より平均値で約0.2°C低い値を示してい

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    体温は日々の体調管理に活かすことができます。 ここでは、体温の知っておきたい基礎知識やあなたの状態や悩みに合わせた情報を紹介します。

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