「長崎平和宣言」を読み上げる田上富久長崎市長=9日午前11時7分、長崎市の平和公園で(内山田正夫撮影) 首相の目の前で、痛烈な政府批判を展開した。九日の長崎市の平和祈念式典で田上市長は、「核兵器の非人道性に関する共同声明」への不賛同やインドとの原子力協定を挙げ、国への疑念を表明。心中にはスイスで感じた政府へのいら立ちがあった。
「長崎平和宣言」を読み上げる田上富久長崎市長=9日午前11時7分、長崎市の平和公園で(内山田正夫撮影) 首相の目の前で、痛烈な政府批判を展開した。九日の長崎市の平和祈念式典で田上市長は、「核兵器の非人道性に関する共同声明」への不賛同やインドとの原子力協定を挙げ、国への疑念を表明。心中にはスイスで感じた政府へのいら立ちがあった。
人に親切にした子どもは、ほかの人からも親切にされやすいという研究結果を、保育園児の行動を分析した大阪大学大学院の研究グループがまとめました。 「情けは人のためならず」ということわざを裏付ける結果だとしています。 大阪大学大学院人間科学研究科の大西賢治助教などの研究グループは、大阪府内の5歳と6歳の保育園児70人を対象に、日常生活での行動を観察しました。 その結果、子どもがほかの子どもにおもちゃや絵本を貸してあげたり、物を運ぶのを手伝ってあげたりと親切な行動をした場合、その様子を間近で見ていたほかの子どもが、親切にしていた子どもに同じように親切にしてあげる回数は、1時間当たり5.58回という結果になりました。 ふだんの生活では、1時間当たり0.47回のため、親切にした場面を見た場合は、10倍以上に上ります。 研究グループは「幼いころから、人に親切にする姿を高く評価する気持ちが芽生えている」と
【木原貴之】反原発運動に参加する人たちに届いた嫌がらせの手紙などを集めた風変わりな展示会「反原発へのいやがらせの歴史展」が10、11両日、東京・新宿のギャラリーで開かれる。主催者は「原発が推進されてきた裏で、陰湿な圧力があった事実を知ってほしい」と話している。 「あなたはダニです」。展示されるのは、こんな文言が入った手紙やはがきなど約50点。1990年代から2000年代初めのものを集めた。当時は毛髪やたばこの吸い殻、ゴキブリの死骸などが入った封筒も届いたという。ひわいな内容のものや、郵便受けから盗まれたとみられる他人の郵便物が送られることもあった。 手紙を提供した1人で、都内の安達由起さん(61)は86年のチェルノブイリ事故をきっかけに反原発運動に関わり始めた。市民グループをつくって勉強会を開き、自分と同じ小さな子を持つ母親に参加を呼びかけた。時には、建設候補地での反対運動にも加わった
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