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ブックマーク / www.ringolab.com (8)

  • 発売日ナビ Amazon新作発売情報ナビゲーションソフト - 情報考学 Passion For The Future

    ・発売日ナビ http://softyasu.net/buyznavi.html Amazonで販売されている書籍・雑誌、CD・DVD、エレクトロニクス、おもちゃなどの商品の発売日をチェックするWindowsフリーソフトAmazonのヘビーユーザーにおすすめ。 まずチェックしたい対象の作者・著者名、作品名、出版社・メーカーなどのキーワードを設定する。ジャンルごとにきめ細かな検索条件が選べるようになっている。この絞り込み画面は、Amazonのサイトよりも一覧性が高く便利である。試しに検索してみて、登録するかどうかを確認できるのが親切。 ここで登録した検索条件にひっかかる商品の情報をメインの画面で一覧できる。 このソフトが面白いのは、発売日情報を遡ることができる点だ。 自分の好きな作家の作品データベースになるのである。買い忘れないように、だけでなく、買い忘れた物がないかも把握できる。 予約可

  • 呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌 - 情報考学 Passion For The Future

    ・呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌 ソ連崩壊以降のロシアでは呪術や超能力、オカルトへの興味が高まっているらしい。 その理由がなかなか込み入っているのだ。 「呪術「体験」の「リアリティ」が支持されるにあたっては、ポスト社会主義という時代性も深く関わっている。ロシアでは、教育、医療、農業などにおける近代化は、科学を標榜した無神論の名の下に推し進められた。それが崩壊したことにより、ソ連時代の近代化のあり方への疑問や科学概念へのゆらぎが生じ、結果としてふたたび呪術が入りこむ余地が生じているのである。」 ロシアではかつて社会主義が宗教と呪術を弾圧していた。その体制が崩壊して以降、呪術は蒙昧な迷信ではなく科学的根拠を持つ実践だったのに不当に禁じられていた、祖先の教えは正しかったのだ、という言説が、反動として現れたということらしい。呪術の見かけ上の科学的体裁も整えられた。現代医学のイデ

  • スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 - 情報考学 Passion For The Future

    ・スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 このは「現実歪曲フィールド」の異名をとるジョブズの伝説的なプレゼンの数々を徹底分析した著者が、その極意を一般人にやさしく解説するだ。 イベント発表用プレゼンなのに情報を盛り込み過ぎて印、刷用文書のようなスライド=「スライデュメント」をつくってしまう失敗は、誰もが経験したことがあるのではないだろうか。その対極にあるのがシンプルに研ぎ澄まされたスティーブ・ジョブズのプレゼンである。 あの驚くべきわかりやすさと強烈なインパクトはどこからくるのか。このにはジョブズとゲイツのプレゼンを平均単語数、語彙密度、難解語、難読指数、言葉の複雑度で比較するという興味深い試みと納得の結果が示されている。ジョブズのプレゼンのキレはデータ解析でも示せるものだったのか。 ジョブズ流の基は ・計画はアナログでまとめる ・一番大事な問いに答える

  • ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは - 情報考学 Passion For The Future

    ・ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは これは今年初めに読んで、感動して「いいよ」と何冊も周囲に配ったです。 2009年に米国アマゾンに900億円で買収されたのオンラインストア ザッポスの伝説。同社はCEOをはじめ500人以上の社員がツイッターでコミュニケーションをしているソーシャル戦略の会社としても有名ですが、このはもっとザッポスにとって質的な"人の力を主電源とする感動サービスの仕組み"を描いている。ツイッター戦略はその戦略からでてくるものだ。 CEOのトニー・シェイは90年代後半バナー広告交換コミュニティとして大成功を収めてマイクロソフトに買収されたリンクエクスチェンジの創業者でもある。私は最盛期のリンクエクスチェンジの米国オフィスを訪問したことがあるが、ユーザーからの熱烈なファンレターをオフィスにたくさん貼りだしてい

  • iPadでシヴィライゼーション Civilization Revolution for iPad - 情報考学 Passion For The Future

    ・Civilization Revolution for iPad - 2K Games 文明発展シミュレーションのシヴィライゼーションがiPadで遊べるようになりました。英語版ですが、かつて遊んだことがある人ならプレイは余裕でしょう。難易度を細かく選べるのがうれしい。 プレイヤーは、ユニットを動かして町を作ったり占領して、経済力を高め、文化や産業の振興を通じて、数千年間という期間に文明を最大限まで発展させることが目的のゲームです。他国との戦いや同盟、発展競争という要素もあります。 文明が発展していくにつれて生産できるユニットが頼もしくなっていきます。最初は古代の歩兵だったのが、次第に近代的な戦闘ユニットに進化。選べるユニットが増えたり、アップグレードされます。 そしてこのゲームの最大の魅力はテクノロジー・ツリーの選択の画面。どんな発明発見を行って、文明を発展させていくかを決定します。アル

  • エレンディラ - 情報考学 Passion For The Future

    ・エレンディラ ノーベル賞作家ガルシア・マルケスが書いた"大人のための残酷な童話"6つの短編と表題作の中編を収録。 「大きな翼のある、ひどく年取った男」 「失われた時の海」 「この世でいちばん美しい水死人」 「愛の彼方の変わることなき死」 「幽霊船の最後の航海」 「奇跡の行商人、善人のブラカマン」 「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」 やなぎみわのアート写真がきっかけで、原作を読んでみようと思ったのだけれども、写真家の創作意欲をかき立てた理由がわかった気がした。エレンディラだけでなく、他の6つの作品もイメージ喚起力が衝撃的だった。 特に「大きな翼のある、ひどく年取った男」が強烈。下界に落ちてきた天使が村人たちに監禁虐待されてボロボロにされる悲惨な話。大江健三郎の「飼育」を思いだした。あちらは第二次世界大戦中に日の山中に米軍の飛行機が墜落して、黒人兵が捕まって、村人たち

  • 日本神判史 盟神深湯・湯起請・鉄火起請 - 情報考学 Passion For The Future

    ・日神判史 盟神深湯・湯起請・鉄火起請 最近読んだ新書で一番面白かった。名著だ。 日書紀に盟神深湯(くかたち)という神判が出てくる。熱湯に手を入れたり、焼けた斧を握らせる神判である。古代史の話は実際に行われたのかわからないが、室町時代には、煮えたぎった熱湯の中に手を入れて火傷の具合で有罪無罪を判定する湯起請があった。そして、江戸時代には真っ赤に焼けた鉄片を握らせて判定する鉄火起請が、現実に行われていた。著者は記録に残っている湯起請87件、鉄火裁判45件の事例を、丁寧に分析して神判の実態を明らかにしていく。 土地の領有権や男女問題など解決が困難な問題がこじれて大ごとになると、湯起請・鉄火起請は行われた。当事者たちは決死の思いで神判に挑んだこと(負けたり逃げたりすると処刑されることもあった)、どんな思いで関係者はそれを見ていたか、事後どういうことになったか、などの顛末が多数語られる。細部が

  • 理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 - 情報考学 Passion For The Future

    ・理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 ゲーデルの不完全性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理、アロウの不可能性定理。それぞれを数学と論理学の限界、科学の限界、民主主義の限界と言いかえることもできる。3つの限界から、人間は何をどこまで、どのようにして知ることができるかを、仮想的なシンポジウム形式で議論する。 仮想的な登場人物は"司会者"と数十名。"大学生""会社員""哲学者""数学者""情報科学者""科学史家""論理学者""方法論的虚無主義者"など、それぞれの立場から、限界に対する意見が表明される。専門的な話も、大学生や会社員がわかるように、司会者が誘導する。 ノーベル経済学者のアマルティア・センは、理性の限界を認識せず、既存の合理性ばかりを追う人を「合理的な愚か者」と呼んだそうだが、ほとんどの現代人は愚か者に該当してしまうだろう。なぜ知ろうとしないかと言えば、知っても知的好奇心を満た

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