呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌 - 情報考学 Passion For The Future

・呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌 ソ連崩壊以降のロシアでは呪術や超能力、オカルトへの興味が高まっているらしい。 その理由がなかなか込み入っているのだ。 「呪術「体験」の「リアリティ」が支持されるにあたっては、ポスト社会主義という時代性も深く関わっている。ロシアでは、教育、医療、農業などにおける近代化は、科学を標榜した無神論の名の下に推し進められた。それが崩壊したことにより、ソ連時代の近代化のあり方への疑問や科学概念へのゆらぎが生じ、結果としてふたたび呪術が入りこむ余地が生じているのである。」 ロシアではかつて社会主義が宗教と呪術を弾圧していた。その体制が崩壊して以降、呪術は蒙昧な迷信ではなく科学的根拠を持つ実践だったのに不当に禁じられていた、祖先の教えは正しかったのだ、という言説が、反動として現れたということらしい。呪術の見かけ上の科学的体裁も整えられた。現代医学のイデ

[babelap]

”こうした呪術や迷信という病は（略）教育レベルがあがっても、心を持つ人間の社会であるかぎり根強く生き残り続ける”　まあそうなんだけど、負の側面を抑制して良識的に運用するにはやっぱり教育が必要のような。

[gruza03]

ソ連時代の近代化のあり方への疑問や科学概念へのゆらぎが生じ、結果としてふたたび呪術が入りこむ余地が生じているのである。

[neogratche]

「呪われたナージャ」と空目したと同時に某AAが脳内に浮かんだ

[alpinix]

「教育レベルがあがっても」はどうかと思う。ホメパチ信者とそうでない人の学識レベルを計測してみたいね。特に論理的思考力と忍耐力。

[rosaline]

バチカンのお膝元イタリアではエクソシストが現役。ロシア正教が（政府の支配下で）復興しているロシアでオカルティズムが流行しても、それほど奇異ではない/呪文のコンピュータ科学との融合……それメガテン

[Midas]

問題は『なぜ科学を標榜した理想なはずの無神論社会が簡単に崩壊したか』。共産主義は科学が全ての不安を無くすと説いた。これが嘘だとばれた。共産主義は科学宗教でしかなかった。科学が限界を露呈した事こそが原因

[schrift]

　オカルト。「ソ連崩壊以降のロシアでは呪術や超能力、オカルトへの興味が高まっているらしい。／その理由がなかなか込み入っているのだ」。

[kowyoshi]

いずこも同じということなのかねえ

[toshikaz55]

面白そう「ポスト社会主義という時代性。近代化のあり方への疑問や科学概念へのゆらぎが生じ、呪術が入りこむ余地が生じている」 "呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌 - 情報考学 Passion For The Future"

[Donca]

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