i.human Admin Staging
私は大学卒業後、マンガ家の三田紀房先生のもとでアシスタントをしていました。 記録によると平成17年9月5日から平成29年4月27日まで、11年と7カ月です。 かなり長いこと働いていました。 その間、楽しいこともあったし、いやなことも少しはあったような気がしますが、だいたい平和な11年7カ月であったと思います。 それは職場の人間関係が落ち着いていたことに加えて、業界の水準に比べても三田先生の職場が時間にきっちりしていたことが大きいと思います。 完成するまでとにかく徹夜と残業で乗り切るといったようなマンガ家の職場としてよくあるようなルーズさはありませんでした。だからこそ11年7カ月の間、落ち着いて仕事を続けられたのだと思いますし、業界の良くない慣習に流されずそうした職場をつくったことは三田先生の手腕だと思います。 しかし、です。 業界の水準よりはずっとましではあるものの、完全にホワイトかと言わ
スープの存在意義がわからない。 いや、すまない。少々話を広げすぎた。 駅近くのスープ専門店のスープ、街のレストランで数百円の値段をつけられているスープ、そういった料理として十分に成立しているスープの話をしたいんじゃないんだ。 あれは美味しい。普段頼むことはあまりないが、ちょっとした贅沢として十分に食事の楽しみと満足感を増やしてくれる。 そう、スープは本来独立した一品として一回の食事に華を添え、ときに大きな満足感を与えてくれるものではないだろうか。 例えば街の中華料理屋。チャーハンを頼むとまるで当然のように黄色いスープがついてくる。 中華だしか何かで味がつけられ、申し訳程度に胡麻が浮かんでいるアレだ。 我々は、あのスープに何の役割を見い出せばいいのだろう。 例えば古びた定食屋。定食といえばミソスープが付き物だ。 しかし、そこで出てきたのは味噌を溶かしたお湯のような液体。固形物は見当たらない。
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