WordPress向けに提供されている複数のプラグインから、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかっているとして、セキュリティベンダーが注意を呼びかけている。関数の誤使用に起因し、多数のプラグインが影響を受けているという。 米Sucuriによると、問題の脆弱性は、4月13日の週に判明したもので、関数「add_query_arg()」「remove_query_arg()」の使用方法に起因。公式ドキュメントにある記載が不明確で、多くのプラグイン開発者が安全ではない方法で関数を用いていると同社は指摘している。 実際に影響を受けたプラグインを見ると、「WordPress SEO」「Google Analytics by Yoast」「All In one SEO」などSEO機能を提供するプラグインのほか、スマートフォン向けのインタフェースを提供する「WPTouch」、リンクのチェック機能を