東京 豊島区の高野之夫区長が9日夜、肺炎のため都内の自宅で亡くなりました。85歳でした。 豊島区によりますと、高野区長は1月、新型コロナウイルスに感染し入院していましたが、27日に退院し、基礎疾患があるため登庁はせず自宅で療養を続けていました。 その後、容体が急変し、9日夜に肺炎のため都内の自宅で亡くなりました。85歳でした。 高野区長は豊島区議会議員や都議会議員を務めたあと、平成11年の区長選挙で初当選して現在、6期目で、ことし4月に行われる区長選挙には立候補しない意向を示していました。 “西武池袋本店は池袋の顔” 存続訴える嘆願書 東京 豊島区長 去年12月、高野区長は、デパートの西武池袋本店などを運営する「そごう・西武」が投資ファンドに売却されることが決まったことを受け、「西武池袋本店は池袋の顔であり、まちの玄関だ」として、存続を訴える嘆願書をまとめていました。 セブン&アイ・ホール