阪神が来季へ向け、今オフは大型補強を辞さない姿勢で臨むことが2日までに球団内で確認された。昨年に金本知憲氏、城島健司氏らの超大物が現役を引退。藤川球児投手も米・カブスへFA移籍し、資金面は潤沢だ。マートン、メッセンジャー、スタンリッジも残留が基本線とされるが、それでも守護神、4番候補を継続して調査しており、フロントは万全の態勢で現場をバックアップする。 【写真】阪神の来季4番候補に浮上している李大浩 阪神が10億円の大型補強も辞さない時勢で、来季の助っ人獲得へ乗り出すことがこの日までに分かった。 「資金はある」 ある球団首脳の言葉は、そのまま球団内の補強方針と一致する。球団内ではメッセンジャー、スタンリッジの両先発陣、そしてマートンに関しても来季残留を基本線に調整中。その3人だけでもインセンティブを含めれば年俸5〜7億に上ると見られるが、その上でさらに助っ人と4番の獲得を急ぐ。 豊